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遂に30話?
更新結構久しぶりで文才飛んでった
多分一番初めの小説より書くの下手
ほんで今回なんとセンシティブなし!!
私としてはセンシティブ多すぎたからうれしいね
そたくんside
人見知りな僕にはきつい、ざわざわした街を携帯を頼りに突き進む
ひどい人混みに嫌になりかけていると壁に寄りかかって俯いて携帯を弄るかっこいい恋人の姿
顔はよく見えないけど、イケメンオーラですぐ分かった
「たいき…っくん…うぉ…っ…う~…」
手を伸ばして名前を呼んでみるが声も僕も人混みに流されるだけだった
それでも大輝くんは周りをきょろきょろ見回して、こちらに走ってくる
「おお…想太、大丈夫かよ笑」
「おん…なんとか…へへ…」
身体を引っ張られ、大輝くんと密着する
それで、目の前は大輝くんの身体しか見えなかったけど、ふと顔を上げてみると、かっこよくて…僕が恋人でいいのか…って分からなくなる
「想太?人混みやばいから、端行こ」
「!おん…」
手を引かれ、人混みから避難するように逃げる
「ねぇ想太、今日カラオケ行こう」
「ええの?それがええ!」
大輝くんとカラオケなんて久しぶりで、歌声が聴けることを考えると人混みにうんざりしている場合じゃなかった
「ここ行こう。想太の歌声早く聴きたい」
いっつも聴いとるやんけっていうツッコミは、手を取ってきたキラッキラの笑顔の大輝くんに見惚れて話せなくなる
「想太?」
暫く大輝くんの姿を小走りで追っかけていると突然後ろを振り向いて声を掛けられる
「人混み、抜けたよ?」
「お…ほんまやな…」
「手、繋いだままでいい?」
「あ…!!ごごごめ…ん…っ!」
やけにニヤニヤしとると思ったらそういうことやったんか…!!
慌てて手を離そうと全力で腕を振る
「想太、このまま」
「…おん…////」
恥ずかしいし釣り合わなく見えてそうで不安になるし…で顔を俯かせる
「着いた!入ろう?」
ここでは手を離して、と手を広げると大輝くんが不満気にこちらを見ながら離してくれる
「ここ、綺麗やな。初めてきたわ。」
「俺も。最近出来たとか」
どちらから歌うかと向き合って気まずい雰囲気が流れる
「想太…先歌って…笑」
弱々しく笑いながらマイクを渡してくる
「ええでー!笑笑」
めんさんside
「すー…っすー…」
寝息をたててかわいらしい寝顔を晒しながら無防備に寝る想太
流石に盛り上がりすぎたか、と頭を軽く撫で、ラスト一曲を歌う
想太は聴けないだろうけど、たくさん練習してた
でもそんなことを知られたら普通に恥ずかしい
だから、今が歌うのに丁度良かった
「たのしかった!!」
「よかったね笑」
お昼に来て現在19時
ずっと食べて歌ってってしてたから特にお腹も空いていない
「大輝くん、歌上手やったで!」
「わかってる笑ずっとそう言いたげにしてたもん」
「やって、ほんま…かっこよかったんやも…うぐッ!!」
想太の頬を両手で挟み、自然に俯こうとしていた目線を無理矢理合わせる
「にゃ…にゃに…?」
「ああほんと…ずっと早く帰りたかった」
「にゃ!?にゃんで!!?」
楽しくなかったとか、良くない事を考えて焦って涙目になってくる想太につい吹き出す
「ん、はは笑想太と早く二人きりになりたかったの」
「か…勝手に泊まることになってる…」
いく時と同じように、手を取って想太を引き寄せる
「…た…大輝くん…、聴いてたで…すっごい、素敵やった」
「なにが?」
心当たりが何もなくて、そう訊くと抱き付いて顔を隠しながら
「『image』、上手やった。」
声はこもっていても、気持ちは伝わってくる。
「…聴いてたのかよ…恥ず…笑」
目線を想太から外し耳を赤く染めきってしまう
「照れてる…!」
「うるせえ。流石に夜寒いから…ほら、帰るぞ」
手を差しのべると想太は驚いて目を上下させる
そんな想太が、もどかしくて、愛おしかったから。手を絡めて、なんか恥ずかしくなって…自然に早足になる
「なぁ、大輝くん、今じゃ…だめ?」
振り向くと人差し指を丁度唇にやり、頭を傾げる
「一回だけ。」
軽く唇に触れてみれば、物足りなそうな顔をする。その顔が好きで、守りたくなる。だからもう一度、と何度も唇を重ね合った。
素敵なリクエストを下さった方→『にと🎲』さん‼️
ありがと~~‼️💞💞
コメント
12件
久しぶりの投稿最高すぎます!
むふふ(♡ω♡ ) ~♪ ありがとうございます! めんさんの「image」なまで聴きたい( ꈍᴗꈍ)
久々の通知に飛び跳ねました( もう好きです全てが 耳赤くなってるめんさん描きたい… けどめんさんあんまり描いたこと ないんよな…()