リクエスト作品(まきぴよさん・ひかるさん)
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「言ったよな。ああいうことしないでって」
静かで、けれど怒っていることがはっきり伝わる照の声に、思わず身を縮めた。
「っ……ご、ごめん……」
「謝ってほしいわけじゃない」
それだけ言って、照は手を動かし続ける。
固く張り詰めた俺の両手首はベッドのヘッドボードに縛られ、身動きが取れないまま。
下半身は曝け出し、太腿を左右に押し開かれて、照の指が容赦なく奥を押し広げてくる。
「もうしません、は?」
その言葉が落ちた瞬間、喉が引き攣る。
「っ……あっ、も、もう……っしませっ、ん……ぅ」
言葉を吐くたびに指がぐぐっと奥に押し込まれて、否応なく声が漏れる。
「……やめ、っ、も……むり……っ」
涙が滲んだ声で懇願するけど、照はやめない。
むしろ少しずつ、動きが丁寧になっている。
俺の奥のどこが弱いのかを知り尽くしているように——
「嘘つくなよ。嫌がってるふりして、締めてんじゃん」
「はぁ……っ、ぁ…ちがう、からっ……もぅ、やめて、んっ」
言い返したいのに、言葉より先に喉の奥から熱い息が漏れる。
ひときわ深く指が入った瞬間、腰が跳ねた。
「じゃあもう一回言って。もう、しません、って。言えたら止めてやる」
からかうような、でもほんの少しだけ優しい声。
そんな声にすら、俺の奥は反応してしまう。
「も……っ、ぉ、し……ませ……んっ」
「ちゃんと声に出して」
「も……もう、しませんっ……もう、しないから……ぁ、んっ」
ぐちゅ、といやらしい音が鳴った。
そこにあわせて、先端から透明な雫がぽたりとベッドシーツに落ちた。
「……翔太、ほんとにやめてほしいの?」
ぴたりと手を止めながら、照が意地悪く問いかけてきた。
その一言で、俺の心と身体はぐらぐらと揺れる。
「……、やっぱ……っ、やめ、ないで……」
泣きそうな声で訴える俺を見て、照は小さく笑った。
再び動き出した指に、堪えきれずに甘い声を上げる。
それが「お仕置き」なのか「ご褒美」なのか、もう自分でもわからなかった——。
コメント
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わー💛💙ありがとうございます✨
ありがとう〜