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私は、智くんに会いたくてLINEをした。
〇〇『智くん、今ええかな?』
文字を送るとすぐに既読がついた。
そういう所も好き❤
神山『〇〇、どうしたん?相談ならいつでものるでっ!』
〇〇『おおきにっ!』
私が何も言わんくてもすぐに察してくれる智くん。
付き合ってから、知ったこと…それは…
嫉妬深くて、心配性。
智くん以外の男子と仲良くしてたら怒られたっけ?笑
そういう所、可愛い
そして、公園で智くんと会うことになった。
神山『おっ!〇〇っ!』
〇〇『あっ!智くんっ!』
会ってすぐにハグをする。
周りからは『バカップル』だの『尊い』など散々恥ずかしいことを言われて来たっけ?笑
まあ、いいんやけど。
2人で肩を並べベンチに座る。
神山『〇〇…なんか困ったことあるんやろ?』
〇〇『うん…』
さすが智くん!
よく分かってるっ!
神山『無理やりって言う訳やないから、無理して話せんでもええからな?』
〇〇『ありがとっ。智くん。』
いよいよ話すか〜
“義理のお兄ちゃん”が出来るって。
〇〇『私…義理のお兄ちゃんが出来ることになったの…』
神山『えっ…』
えっ?!待って!!やばいんやない?
〇〇は男性恐怖症やのに…
俺だけには〇〇は怯えないでくれてるんに、
義理の兄貴が出来たら…
〇〇は苦しむし、毎日恐怖やんか…
〇〇『やからっ…』
神山『大丈夫やでっ!俺がどうにかする!』
〇〇『えっ…でもどうやって?』
どうやって と言われても
俺は〇〇を守ることしかできひん。
お互い家は近くも遠くもないけど
この件は結構大変なことになりそう。
神山『てか、なんで義理の兄貴が出来るん?』
〇〇『私のお母さん…再婚するの』
智くん、義理のお兄ちゃんが出来るってことは“再婚”しか有り得へんやろ!笑
天然な所もあるんや〜
今日また1つ
智くんを知れることができた。
神山『そうなんや〜まあ、幸せになれるとええなっ!』
〇〇『うんっ!お父さんの代わりにちゃんと幸せになってもらわへんと!笑』
神山『兄貴とことで困ったことがあったら、いつでも言うんやで?』
〇〇『うんっ!ありがと、智くんっ!』
神山『おんっ!//』
いつも『智くん』って呼んでくれる〇〇が愛おしくて堪らず…
チュッ
キスをした…
〇〇『えっ!智くん?!』
すごく〇〇は驚いておったw
そういう所でさえも好き❤
神山『いや〜〇〇のことが好きやな〜って、改めて思ったんや。』
〇〇『ふふっ、可愛い❤』
私が智くんの髪の毛を撫でると…
神山『あんま子供扱いせんといてくれる?俺やって男やねんから。』
智くんに腕を掴まれていた。
その時の顔は…
男の人の顔をしとった。
それに目は…
獣の目をしとった。
智くんも男の人なんやな〜って初めて実感した。
神山『今週の日曜日空いとる?』
〇〇『空いてるよ。』
…なわけない。その日はお母さんの旦那さんの“潤くん”と“義理のお兄ちゃん”が来るのだから。
ただ、会いたくないだけ。
再婚した人と息子さんに会うんやったら、智くんといた方がよっぽどいい。
だから私は…
智くんにも…お母さんにも潤くんにもその息子さんにも
嘘をついた…
神山『空いてるんやったら…デート行かへん?///』
少し間をあけて話す智くん。
その顔は…赤くなってた。
〇〇『デート?!久しぶりやねっ!』
ここ最近智くんとデートしてへんかった。
ここ最近って言うても2週間前が最後。
バカップルには2週間前なんて結構前のことのように思える。
神山『まあ、2週間前も行ったんやけどなw』
〇〇『そういえばどこ行くん?』
神山『んーショピングモール行かへん?』
〇〇『いいねっ!楽しみ✨』
神山『ふふ、なら良かった〜』
すると、突然…
神山『俺…ほんまは〇〇に義理の兄貴出来てほしくなかってん…』
〇〇『えっ…』
もしかして…嫉妬?
神山『義理って言うても血が繋がってへんから恋愛対象に入ることもあるんやで?』
寂しそうな瞳で私を見てめてくる。
〇〇『そんなことないよ!笑 智くんは心配しすぎ!笑』
神山『〇〇は…〇〇は、どっからそんな自信が生まれるん?』
〇〇『えっ?そりゃー智くんを信用してるから。』
すると、腰に智くんの手が周り…
神山『おおきに//〇〇?』
〇〇『ん?//』
神山『大好きっ!//』
〇〇『ふふっ、私もっ!//』
2人で見つめ合って…
甘いとろけるようなKissをした…
——–キリトリ線——–
今日の写真はこちら!