探偵社__
『太宰さん。話って何ですか。』
うーあーこれは…確実にバレているような…
「ん-?一寸ね。君、両親は?」
『両親…はいません。捨てられたので。顔も名前も知りませんね。』
「…じゃあ、元居た世界は何処かな?」
ほらー!やっぱバレてんじゃん!
何で分かんのよ!?
『元居た世界…とは?』
「分かっているはずだろう?君は”この世界の住人じゃない”。」
『…バレてますね。はぁ…何で分かったんですか。』
「先ずは、紗雪さんの来訪。あと、芥川君の異能だね。書類で見た、とは云っていたけど…あの時書類にポートマフィアものはなかったよ。私が用意したからね。」
『..あのー、真逆…確かめるために書類用意しました?』
「そうだよ。」
….かなわんわ!
『…….観念しました。あ、でも安心してください。私、攻撃しようなんて思ってませんから。』
「如何やってこっちに来たんだい?」
『あぁ~それですか。簡単ですよ。死んで転生しただけです。…その過程で紗雪も転生したり、チート能力ゲットしたりしましたけど…。』
「おや、紗雪さんも転生者だったのかい?」
『ですよね。吃驚。一つ懸念点があって。…物語の時系列がずれているかもしれません。』
「それは如何いう…」
『要するに、私が知っているストーリーとは違うものという事です。組合戦は終わりましたか?』
「組合…?都市伝説の組織だけど…」
『あ、じゃあ、ずれてないです。大丈夫です。まもなく組合戦が始まりますので。準備は任せてください。
失礼します。』
ふぅ、太宰さんの拷問行きじゃなくて良かった…
まぁ、それはそれで良いけど
黒太見れるからね….やっぱ嫌だわ
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