「おはよう」
私が教室に入ると、クラスの空気が変わった。
「典子、おはよう!」
「典子、帰りにパフェ食べない?」
「典子、これ欲しがってたCD」
皆んなが私を意識し、気に入られようと媚びてくる。
私はクラスカーストの『トップ』だ。女王様だ。
麗奈も学校に来なくなった。
私が追いやったからだ。
今頃、貧乏を味わっているはず。
目の前に立ちはだかる邪魔者は、お父様に頼んで排除してやる。
私にできないことは何もない。
。。。
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