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ミリス
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脳てゃ
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第35話「お揃いのブレスレット」
クリスマスカーニバルに着いた二人は、並んで歩きながら、いろいろな場所を見て回った。
最初に目に入ったのは、クリスマスらしい可愛いお菓子が並ぶ屋台だった。
陽葵「見て、塁くん!クリスマスクッキーだって🍪✨」
塁「ほんとだ。可愛いな」
陽葵「これ、一緒に食べない?」
塁「いいよ。買おうか」
二人でクリスマスクッキーを買い、その隣では香ばしいチキンも見つけた。
陽葵「チキンも食べたい〜!」
塁「じゃあ、チキンも買おう笑」
陽葵「やった😊」
さらに温かい飲み物も買って、二人は空いている席を見つけた。
陽葵「いただきます!」
塁「いただきます」
二人でクッキーやチキンを食べながら、今日あったことや最近の出来事を話す。
いつものDMや電話とは違う。
こうして同じ場所で、同じものを食べながら話せることが、陽葵には嬉しかった。
食事を終えると、広場の中央から音楽が聞こえてきた。
ステージではクリスマスソングに合わせて、ダンスや音楽のパフォーマンスが始まっている。
さらに、サンタクロースやトナカイ、クリスマスをイメージした衣装を着た人たちがたくさん並び、音楽に合わせて広場を歩いていく。
子どもたちは嬉しそうに手を振り、大人たちもスマホを向けて楽しそうに写真を撮っている。
陽葵「すごい……!楽しそう✨」
塁「こういうイベント、来たことあった?」
陽葵「こんな大きいのは初めてかも!」
音楽が流れるたびに、広場全体が明るい雰囲気に包まれていく。
二人も人の流れに合わせながら、笑顔でその時間を楽しんだ。
しばらくして、二人はフリーマーケットへ向かった。
色々な雑貨やアクセサリー、ハンドメイド作品が並んでいる。
陽葵「可愛いのいっぱいある〜!」
塁「何か欲しいものある?」
陽葵「うーん……せっかくだし、何かお揃いのもの探したいな」
その言葉に、塁も少し笑った。
塁「俺も同じこと思ってた」
二人で並んだお店を一つずつ見ていく。
そして、あるアクセサリーのお店の前で、陽葵の目が止まった。
そこに並んでいたのは、シンプルで可愛いブレスレットだった。
陽葵「……これ、可愛い」
塁「ブレスレットか」
二人で見比べる。
色違いではあるけれど、デザインが同じものが並んでいた。
塁「これにしようか」
陽葵「え?」
塁「お揃いのブレスレット。今日の記念に」
陽葵の胸が、少しだけ高鳴った。
陽葵「……うん😊」
二人でブレスレットを買い、それぞれの腕につける。
陽葵「どう?似合ってる?」
塁「うん。似合ってるよ」
陽葵「塁くんも似合ってる😊」
腕を見るたびに、お揃いのブレスレットが目に入る。
それだけなのに、なんだか嬉しかった。
その後も二人はカーニバルを歩き続けた。
食べ物を見たり、雑貨を見たり、イルミネーションを眺めたり。
楽しい時間はあっという間に過ぎていった。
ふと空を見上げると、いつの間にか辺りは暗くなっていた。
大きなクリスマスツリーとイルミネーションが、昼間よりもずっと綺麗に輝いている。
陽葵「……もう夜なんだ」
塁「本当だ。時間経つの早いな」
陽葵「楽しすぎて気づかなかった😂」
二人は大きなクリスマスツリーの前に並んだ。
塁「せっかくだし、写真撮ろうか」
陽葵「うん!」
二人は並んでスマホを構える。
キラキラと輝くイルミネーションを背景に、腕を少し重ねる。
そこには、お揃いのブレスレットが写っていた。
陽葵「見て!めっちゃ綺麗に撮れた✨」
塁「ほんとだ。今日の記念だな」
画面に映る二人の笑顔。
そして、二人の腕に光るお揃いのブレスレット。
陽葵はその写真を見ながら、そっと笑った。
――今日という日は、きっと忘れない。
クリスマスの夜。
二人だけの大切な思い出が、また一つ増えた。
コメント
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第35話、めっちゃ良かった……!「お揃いのブレスレット」、タイトルからして尊いけど、実際のシーンも想像以上に沁みたわ。同じもの食べながら話す時間が「いつものDMや電話とは違う」って陽葵が感じるところ、すごく共感した。お揃いのブレスレット買うときの「俺も同じこと思ってた」って塁のセリフ、ずるいよ……自然で優しい距離感がたまらなかった。最後の写真に写るブレスレット、二人だけの思い出が増えていく感じがじんわり来た。次の更新も楽しみにしてる🔥