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優菜はとある花屋でアルバイトをしている高校生。始めたころから客の接客を任されているが、いまだに全く慣れない。アルバイト初日では店長が励ましてくれたが、今はもう店長の言葉がまるで嘘のように感じている。もう2年も続けているのに、このままだとアルバイトすらもクビになってしまうかもしれない。優菜は将来やりたいことがあり、勉強の資金を集めるためのアルバイトであるため、このバイトでクビになったら終わりだ。優菜の両親は病気ですでに亡くなって、兄弟もいないから今は1人暮らし。唯一優菜の支えになっているのは、花屋でのアルバイトでもらえる時給だけだ。時給は1時間ごとに千二百円とまあまあ高いが、それでも生活費や学習費などで一瞬で足りなくなってしまう。このように、優菜は無価値な人生を歩んでいた。そんな日々の中で、とある1つの切欠から優菜の生活は大きく変わっていくーーー。