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宇宙の割れ目に、地球以上に大きな、人形の何かが立っていた。
ハテナ「宇宙の神?…」バッド様「いや…、」
バッド様「アイツは‥、宇宙の神に見えるが‥、そうじゃねぇ…」
ハテナ「なら、何なんだ…」バッド様「アイツは…、」
バッド様「アウト博士が研究をして作った…、」
バッド様「世界三大財宝を奪うための、兵器だ…」
ハテナ「兵器…」バッド様「あぁ、そうだ…」
バッド様「だが、あの兵器はまだ未完成だ…」
バッド様「力を制御をする為のAIが備わっていない…」
バッド様「このままじゃ、あの兵器は暴走してしまう…」
バッド様「地球どころか、宇宙もチリになるだろう…」
ハテナ「あの兵器に、制御ボタンとかは付いてないのか?…」
バッド様「背中に起動停止ボタンが付いている…」
ハテナ「なら、行ってくる」バッド様「はぁっ!!?」
バッド様「なっ、何馬鹿な事してんだっ!!、死ぬぞっ!!」
ハテナは急に、自分の顔や腹を本気で殴りだした。
ハテナは最後に自分の鳩尾を殴り、倒れ、死亡した。
バッド様「おしまいだ‥、こんな時に狂って死にやがって…」
ハテナ「………」バッド様「あ?」ハテナ「よいしょ」スッ
ハテナは再び生き返り、起き上がった。
バッド様「なっ…」ハテナ「実は俺、不死身なんだ~」
バッド様「あっ、そういえばそうだったな…」
ハテナ「じゃあ、あばよっ!」バッド様「えっ…」
そしてハテナは、兵器に向かい飛んで行った。
ゼロ「アウト?、あぁアイツの事なら俺が殺したよ」
兵器「ッ…殺した?…」ゼロ「あぁ、殺した」
ゼロ「ってか、アウトとお前、何の関係があるんだ?」
兵器「アウト博士はな…、」
ハテナ「くっ、まずいなっ…」ゼロ「えっ、怒らせちまった…」
ハテナ「なっ!!、蹴りが効かんっ!!!」
ハテナは兵器に勢いよく殴られ、星に突き落とされた。
ハテナ「‥がぁぁ…」俺「まずいぞ…」
ゼロ「やるしかねぇか…」ハテナ「くぅぅぅ…!!!!!」
バッド様「何で宇宙を操れる能力なんか入れちまったんだ…」
ゼロ「星が宇宙にどんどん飲まれていくぞっ!!!!」
ハテナは兵器の事を連続で蹴り、兵器の体全体に電気を放った。
俺「地球とエニグマ星が、宇宙に飲まれる前に倒すんだっ!!!」
バッド様「エニグマ星…」ハテナ「了解だぁっ!!!!」
ハテナ「雷エネルギー補充しておけば良かったな」
俺「あれってエネルギー製だったんだな」
ハテナ「そう、一発分のエネルギーで五千円だ」
俺「結構高いな」ハテナ「何発も消費するからな」
ハテナ「まぁ、相手に攻撃を与えられたらそれでいい」
ゼロ「お前ら!!、呑気に話してる場合か!!!」
ゼロは兵器に頭から殴られ、宇宙のそこへ落ちていった。
ゼロ「‥あぁぁ…」俺「クソッ、次は俺らのターンだっ!!」
兵器は星を両手に掴み、俺らの方へ掴んだ星を投げてきた。
兵器「‥何‥だとぉ…」俺「星を貫いたっ…」
ハテナ「まさか雷に…、こんな力があったなんて…」
ハテナは投げてきた星の向こうの兵器に目掛けて、
雷を放ち、その雷は迫ってきている星を貫き、
兵器の顔に勢いよく直撃した。そして、雷に当たった兵器は、
脚のAIがバグを起こし、宇宙のそこへ落ちていった。
ハテナ「いや、まだだ」俺「えっ?」
ハテナ「まだ宇宙が動いて、星を飲み込んでいっている」
ハテナ「宇宙がまだ動いているって事は、」
ハテナ「まだアイツは生きていて、宇宙を操っているって事だ」
俺「そういう事か…、しぶとい奴だな」
ハテナ「アイツに雷を撃っている内に、」
ハテナ「後ろの停止ボタンを押せれば良いんだかな…」
俺「なるほど、停止ボタンがあるのか…」
ハテナ「でも、お金の負担は重たいが、雷を撃ちまくれば、」
ハテナ「必ずあの兵器は壊れる筈だ」俺「そうだな」
兵器「‥この‥野郎めぇ…」ハテナ「思ったより瀕死状態だな」
兵器「俺はお前らを殺すまで‥、くたばらんぞ…」
ハテナ「ったく、変な意地張らずにくたばっちまえよ」
兵器「うるせぇ…」ハテナ「ん?」俺「これは…、」
俺「宇宙の動きが速くなった…」ハテナ「まずいっ!!」
俺「ハテナ!!、雷を大量に撃て!!」ハテナ「あぁ、了解だ」
俺「どこだ停止ボタン!!」兵器「うぁぁぁ…」
兵器は雷により、再び脚のAIが故障し、後ろに倒れた。
後ろには停止ボタンを探す、俺がいた。
俺「あっ、あった!!、停止ボタンだ!!!」
俺から停止ボタンまでの距離は、約九百メートルほどあった。
ハテナ「ボタンを押すのが先か、潰されるのが先か…」
ハテナ「不死身だとしても、潰されてしまったらまずい…」
兵器は星を巻き込み、星を壊して、
宇宙のそこへ再び落ちていった。
ハテナ「あっ‥あぁぁ…」バッド様「潰されちまったか…」
???「はぁはぁ…」ハテナ「良かったぁ…」
そこには、俺を片腕で担ぎ、
こちらへ宇宙を歩いてくるゼロの姿が見えた。
ゼロ「お前ら勘違いすんな?、仲間になった訳じゃない」
ハテナ「ツンデレか?」ゼロ「殺すぞっ!!」
ハテナ「うわぁ!!、急に大声になるなよ、怖いなぁ」
ゼロ「停止ボタンなら、こいつ(俺)が押してたぜ?」
ハテナ「押せてたのか!!」ゼロ「それじゃ、あばよ」
俺「‥返せ…」ゼロ「チッ、面倒くせぇな…」
俺「地図を返せ…」ゼロ「お前、死にたいのか?」
俺「死んでもあの地図は‥、返してもらうぞ…」
ゼロ「なら戦うか?」俺「当たり前だろ?…」
ゼロ「ならこれを使おうか」 スッ スッ…
ゼロ「不死身の力を突き抜ける手袋だ」
ゼロ「バッドからパクった物なんだがな」
俺「その手袋を使えば‥、不死身の俺でも死ぬってことか…」
ゼロ「その通りだ」俺「平等に殺りあおうか…」
ハテナ「これは、面倒くさい事になっちまったな…」
俺「それじゃ…、」