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にゅうひん☆
10,038
445
マロン
273
始めに。
連載に伴いタイトルを変更しました。
前回が未読でしたら読んでいただいた方が理解できると思います。
何でも受け容れられる人推奨です。
それでは、お進み下さい。
🖤「いつでも…相談、乗るからね」
妖しく微笑んだ目黒のその言葉が渡辺の頭の中にリフレインする。
目黒に会う度に背筋が凍りつくような恐怖を覚えた。
***
💙「(……また、見てる)」
それ以来、ふとした瞬間に視線を感じて振り返ると必ず目黒がこちらを見つめている。
しかし、無言を貫いて何もしてこない。
目が合えば、妖しく微笑むだけ。
どうすることも出来ない視線に、渡辺はただただ居心地の悪さを感じていた。
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精神的な疲弊に追い打ちをかけるように、恋人である宮舘との間にも亀裂が入った。
あの時、宮舘と向井が話していた首筋の紅い印が原因だった。
💙「(まさか、夢の中で目黒がつけたあのキスマークが、現実に……?)」
ありえない最悪な妄想に囚われた渡辺は、動揺のあまり宮舘を問い詰めてしまった。
しかし、それはただのタチの悪い虫刺されに過ぎなかったのだ。
❤️「……俺が浮気してるとでも思ったの? くだらない」
💙「……くだらない?ふざけんなよ…!」
宮舘が冷ややかに言い放ったことで、渡辺もカッとしてしまい、二人は激しい喧嘩に突入した。
夢の中で目黒に図星を言われ、激しく動揺していたのは事実だ。
だからといって、宮舘に八つ当たりして良いわけではなかった。
一刻も早く仲直りをしたい、と渡辺の心は焦るが、関係を修復する言葉が中々見つからなかった。
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そんなギスギスした関係を嘲笑うかのように夜を迎える度、夢の世界は驚く程に宮舘一色に染まっていった。
夢の中の宮舘は、現実では考えられないほど淫靡だった。
普段は絶対に甘えてこない宮舘が、自ら進んで渡辺の腕に抱きついたり。
何度も深くキスを強請ったり。
どこに触れても怒らずに愛おしそうな吐息を漏らし。
渡辺が正面から緩急をつけて腰を振れば腕や脚を絡め甘美な声を上げる。
まさに渡辺にとって都合の良すぎる、
甘く、悍ましい夢。
💙「(なんで……なんで、こんな夢ばっかり見るんだよ……!)」
目覚める度に頭の中は混乱した。
しかし、身体は正直で熱を帯びた下半身を慰める日々。
夢を見たくない。
あの都合の良い世界に、溺れたくない。
けれども、目黒と対峙しなくてはならない都合の悪い世界も嫌だった。
そんな防衛本能から眠りを極限まで浅くする日々が続いた。
しかし、そんな無茶に身体が耐えられるはずもなかった。
💙「………ぁ、」
❤️「翔太!?」
ある日、渡辺は強烈な目眩に襲われ、視界が急転する。
床に倒れ込むのと同時に、意識は暗転した。
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目覚めたのは、最悪の場所だった。
あれほど嫌だと思っていた、あの白い空間の世界で、再び目黒と対峙してしまう。
💙「…っ、……めめ…!」
目黒は全てを見透かしたような瞳で渡辺を見下ろした。
その唇が、ゆっくりと弧を描く。
🖤「しょっぴー、いらっしゃい。やっと会えたね、嬉しいよ」
悪魔の囁きのような声が、鼓膜を揺らす。
🖤「この前の返事、……聞かせて?」
絡みつくような視線から、渡辺は逃げ出すことができなかった。
next…
コメント
6件
どうなってしまうの!? 淫靡な❤️…💙はどんな夢を見てるんでしょう😏 続き待ってますね🥰
続きうれぴい💕最悪の展開になってしまった…😅