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あべさく、めめこじ
今回めめこじメインです
目黒→【】
向井→《》
阿部→「」
佐久間→『』
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佐久間side
首に回していた腕を解くと少し大きい彼の手が俺の手を捕まえて所謂恋人繋ぎなんてものをしてくる。その手をぎゅ、と握り返すとまた目が合った。いつもと変わらない優しい目、ほんと俺のこと好きだよなぁ
「…んじゃ挿れるね」
『ん、いいよきて』
少し広めに足を開いて口付けを仕掛ける。軽い口付けから深い口付けに変わったとき、入り口付近で軽く抜き差しされていた彼のものがゆっくりと俺の中を押し拡げるように入ってくると、その快感に思わず声が漏れる
『ん、、っ?、!っ…ッはぁ、ぁ、♡っ、何か、あべちゃ、♡』
「…ッいつもよりきもちぃ?」
最初から今まで全部してもらったからなのか、見られている背徳感からなのか、いつもの何倍も気持ちいい気がする。何れにしても変態臭くてなんか嫌だ。彼のものの形がはっきりわかりそうなくらい吸い付いて、意図せずとも中が収縮する。恥ずかしいのに何故か彼から目が離せないし質問に答えなきゃいけないしで気を抜けば出てしまう喘ぎ声を抑えながら必死に言葉を並べる
『ぅ、ん♡かっ…てに、中、ぎゅぅ、ってなる、♡』
「そうだねぇ、めっちゃ…中とろとろだし締まってる、」
『何、これ、ぇ…♡』
挿れただけなのにいつもより気持ち良くて、軽く数回イッてしまったのかもしれない。もうよくわからないけれど隣で見ているメンバー二人の事を思い出して其方へ顔を向けると目茶苦茶真剣な顔をして此方を見ていてちょっと面白かった
『…ッ痛かったら、他のとこに…っん、♡気逸らして貰いな、?』
「俺はキスが一番手っ取り早いかなって思ってる」
『そ、きもちいよ、笑』
絶えず続く快感のせいで繋いだ手に力が入ってしまうのを感じながら隣の二人を見る。これ見ただけで入るかはわかんないしその先にいけるかもわかんないけど、ちょっとでも役に立ててたら良いなぁ
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目黒side
不安なのかソワソワと動き続ける康二の指先を目で追いながら、さっきあの二人に言われたことを頭の中で反芻する。それと同時に数週間前の康二の苦しそうな顔もフラッシュバックしてくる。考えれば考えるほどわかんなくなってくるな…よし、もう考えるのやめよ
《…めめ、?》
【…?ぁ、ごめん、どうした?】
《いやボーッとしとったから…》
【なんでもないよ、笑】
《俺以外の人のこと考えとった?》
【んなわけ。】
《じゃあ、…前したときのこと、気にしとる?》
気にしてないって言ったら全然嘘になる。けど、気にしてるって言ったら康二がまた自己嫌悪に陥ってしまうかもしれない。何も悪くないのに。考えた結果、正直に言うのが一番な気がしてやっと言葉を決めて口を開く
【そりゃまあ、ね】
《あんなぁ、めめ?》
【…うん、】
《俺めめのこと大好きやから大丈夫よ、》
【…ん?どういう理論?笑】
いや嬉しいけど大好き=傷付けずに済む、にはならないと思うんだよな。若干困惑しながらも彼の発言に思わず口元が緩むとそれを見た彼もにっこりと微笑む
《お、やっと目ぇ合った》
とても嬉しそうに、本当に幸せそうに笑う彼が愛おしくて仕方がなかった。彼の手が伸びてきて俺の頬に触れて、ゆっくり距離が縮んでいって遂には唇が触れた
《…な、挿れても大丈夫やから、》
【…うん、痛かったら言って】
用意しておいたゴムを着けると、いつの間にか変な力が抜けていた彼の手を握り直して、彼の孔に自身を宛がう。息を呑む彼を安心させるように唇を重ねるだけの口付けをして、そのまま腰を進める
《…ん、♡は…ぁ、っう~~…♡》
きゅう〃締め付けてくる中は前と変わらないけれど今日は痛みじゃなくて快楽から漏れる声が聞こえてくる。口だけじゃなくて耳や首元に口付けてみたり、髪を鋤くように撫でてみたり。色んなアプローチをしながらゆっくり入れていくと行き止まりみたいなとこまできた
《…ぅ、ぁ、…♡入った、?》
【…は…ッ入…った、】
「お、いけた?良かったぁ」
『え!!良かった入っ…ぅ”、ちょ、ぉい阿部ちゃん動くな、!』
「あ、ごめんごめん笑」
『ごめ、じゃなくて、やぁ”…♡まっ、動くなって言ってんのに、♡』
なんか向こうから聞こえてくるけどそれさえも気にならないくらい安堵した。やっと彼と繋がれて、より深く愛し合えるのが嬉しかった。馴染むまで待っていると不意に手を掴まれて彼の腹の上に持っていかれる
《……なぁ見て、めめの、ちゃんと全部入っとるよ、♡》
【なんでこのタイミングで煽るようなこと言うかなぁ…】
すりすりと俺の手ごと動かすと彼の腹の中にあるものの質量が増したみたいで。ちょっと吃驚したような顔をしていたけれどそりゃそうもなるだろ
《なん、今おっきく…》
【可愛かったから、】
率直な俺の言葉に軽く目を見開いて頬を染める彼が本当に可愛らしくて。彼の様子が落ち着いてくれば腹を撫でながらそろそろいいかな、と問いかける
【…動いていい?】
《ん、ええよ、》
返答を聞いてから一度キスをして、ゆっくりと腰を引くと小さく彼の声が漏れる。その声をもっと聞きたくて、彼が悦ぶのを見たくて少しずつ速度を上げていく
《ぁ…っ♡ん、ぅ…♡》
その後も痛いとか苦しいとかそんな言葉は出ずに無事終われた。隣で最早8割目を閉じてしまっている彼の頭を撫でながら幸せを噛み締めた。隣からまだ佐久間くんの声がしているのは、聞かなかったことにしておこう…
コメント
1件
上手くいったんだ!よかったね🖤🧡💚🩷