テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
あべさく、めめあべ
今回ほぼあべさくです
阿部→「」
佐久間→『』
目黒→【】
______________________________________
佐久間side
めめこじが無事に(物理的に)一つになれたみたいで一安心。すっごい甘い声聞こえてくるしいい感じっぽいじゃんね。めちゃくちゃ愛があって優しいお隣の様子とは対照的に今俺はやりたい放題されている。いや俺にも一応発言権はあるみたいだからやりたい放題ではない、のか、?
『あっ、ぁ”、待っていっか、い、止まっ…♡』
「止めた方が良い?」
『やだ、♡止めないで、♡』
「もーどっちなの、笑」
『止めな、ぃで、♡』
「止めないって約束したもんね?♡」
そうだった、こんな激しくなっちゃったのも俺が強請っちゃったからだ…
______________________________________
ぱちゅ、とちゅ、とゆったりした律動が繰り返されている。いつもの何倍も丁寧で、もどかしい。お手本の体でゆっくりえっちしてたけど正直物足りなくなっちゃって
『…りょーへ、』
「ん、…?!な、ぇ、名ま…」
『もっと』
「え?」
『もっと欲しい、』
言っちゃったんだよねぇ、もっとして欲しいって。なんでかわかんないけど急に呼びたくなっちゃって名前も呼んでみたりしてね
『こんなんじゃ足んない、イけない…し、阿部ちゃんもでしょ、?』
「さく、」
『壊れるくらい、愛してよ』
両足を彼の腰に回してホールドしてから引き寄せると奥まで入ってきてる感じがした。その快感に若干腰を逸らしながら口付けると我を忘れたのか我に返ったのか、彼も動き出した
「もう、止めてって言っても止めないから」
『うん、阿部ちゃんの好きなようにしていいよ』
つー、と彼の細いながらも男らしい指が俺の腹の上を移動していく。その手がへその下辺りを捉えると彼はにっこり笑って口を開いた
「全部ここで、受け止めて?」
『…ん、♡』
______________________________________
肉と肉がぶつかる鈍い音で意識が戻ってくる。俺の中からか、結合部からか、聞こえてくる水音と大きすぎる快感に脳が警鐘を鳴らす
「何余計なこと考えてんの?」
『うぁ、ぇ、…っ♡あ”、違、♡』
「何が違うの、今なんか別のこと考えてたでしょ」
『あべちゃ、の、こと…考えてた、♡』
彼の口元が弧を描くと自分勝手な抽挿に拍車がかかる。尤も、それを望んでいたのは俺なんだけれど
「はぁ……ッく、佐久間、」
『ん、っん、ぅ、♡い、イきそ、?』
「…結構、限界近いかも」
『一緒、イこ、♡』
甘イキを繰り返す身体を何とかコントロールしようと、痙攣を止める気配のない中を目一杯締め付けて。彼の呻き声に近い喘ぎ声が聞こえてくると同時に思いっきり抱き締められる
『ぃ”っ、?!あべ、ちゃ…、?♡』
「…ッ佐久間、好きだよ、」
『っ、~~~?!♡ッひ、ぁ♡』
電流が流れるような刺激と共に耳に嫌という程強く残るのは彼の声。大好きな彼の大好きな声で名前を呼ばれて、好きだと言われて。そんなことをされて反応しない訳はなく、俺はもう何度目かわからない絶頂を迎える。果てた締め付けに耐えきれなかったのか、彼から暖かい液体が注がれるのも感じた
『っは、…はぁ…ッ、♡ぁ…』
「ふぅ……ッさくま、♡」
『あべちゃ、…♡』
だらんと手足に力が入らなくなってしまって、続いて視界が段々と狭まってきた。あ、トんじゃうと思ったとほぼ同時に俺は意識を手放した
______________________________________
阿部side
「はー…っん、?あれ、佐久間?」
『……、』
「…トばしちゃったか」
【…阿部ちゃんって意外と容赦ないんだね】
「ん、何が?」
【いやさっきの】
「あーさっきのえっち?笑」
【そう】
「時々トばしちゃうんだよねぇ」
【えぇ怖…佐久間くん大変だな、】
「めめも何れかはこうなるかもよ?」
【なるかもね、なんなら越える可能性だってある】
「もーでも可愛いし大好きだからこうなっちゃうわけだし、仕方ないよね」
【それはそう、可愛い方も悪い。というか可愛いすぎるのが悪い】
「だってさっきの見た?俺の腰に足ぎゅってしてさ」
【亮平、つってね?】
「いやもうそんなの、好きになるじゃん…」
【…好きじゃなかったの、?!】
「いや好きだよずっと、好きに決まってるけど!」
【冗談だって笑 …そういえば阿部ちゃんと佐久間くんっていつ付き合い始めたの?】
「えーっと、確か2年前…」
後に、受け二人がすやすや眠る中で馴れ初めから現在までの経緯だとか、相手のどこが好きだとか、そういう惚気大会がスタートしたらしい
コメント
2件
はい最高ありがとうございます!!!💚🩷