死のゲーム

「今日は、普通にサバイバルしていきまーす！　じゃぱぱです！」

「のあです」「どぬくです！」「たっつんでーす！」「えとです」「もふでーす」「ヒロです」

「ポピィ↑あっ、なおきりでーす！」「wwうりwですw」

「るなです！ちょ、うりさん笑いすぎですってww」「シヴァさんでーすw」

「カット～！　途中から笑いすぎだよww」

「そう言うじゃぱぱさんもじゃないですか！」

俺はじゃぱぱ

今自己紹介したみんなでカラフルピーチという実況グループを結成している

そしてみんなでシェアハウスをしている

正直、とても楽しい

シェアハウスをしてから、

何よりみんなと協力しあえるのが、とても楽しいんだ

今はみんなでマイクラの撮影中

久しぶりにみんなで撮影するからいつも以上に騒がしい

そして、楽しい

ピーンポーン

インターホンがなった

今良いところだったんだけどなぁ…

「あっ、じゃぱぱさん　私が出ますよ」

「のあさん、ありがと！　助かるよ、今良いところで…」

「だと思いました　顔が真剣なので」

クスッと笑ったその笑顔が、とてもまぶしい

「それでは、行ってきます」

のあさんは、玄関に向かって行った

のあさんは、いつも誰かを見ていて、様子がおかしいと、すぐに話しかけてくれる

俺は、何度のあさんに助けられただろうか

「キャアァァァァ！」

突然、のあさんの悲鳴が聞こえた

「のあさん？！」

「何があったんや？！」

みんな、その場に立ちすくんでいる

いや、動けないのかもしれない

悲鳴の中に、銃声も聞こえた

俺の耳にはっきりと、そして、他のみんなにも

自分が、危険な目にあいたくない……

そう思って………

俺は…早く、行かなきゃ！

好きな人の悲鳴を聞いて、行かない奴がいるかよ！

「あっ！？　おいじゃぱぱ！」

仲間の呼び止める声がするが、俺は構わず玄関へと走って行った

のあさん……どうか無事でいてほしい＿＿

今の願いはそれだけ