テラーノベル
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ーーー青の部屋ーーー
青「よし、桃くんと約束したしちゃんと寝て明日早く行こ!!起きてるといいな……」
ーーー青の夢の中ーーー
青「ここ……前も来たような」
??「そうだよ」
青「!!、またあんたか!!てか姿見せろ!!」
夢青「しょうがないなぁ……」
青「え!?僕!?」
夢青「君と同じにしないでくれるかな?」
青「いやいやいや、同じ顔でしょ!!」
夢青「僕は桃くんを傷つけたりしてないから」
青「……桃くん、こっちに戻れるように頑張ってる。邪魔しないで」
夢青「それはこっちのセリフ。でもまぁ、もう桃くんは起きないよ」
青「は?」
夢青「桃くんはこっちにいることを選んでくれた」
青「嘘だ!桃くんと約束したもん!」
夢青「なら見せてあげるよ」
青「また映像……」
夢青「ほら」
青「……鳥籠……?なんで囚われてるの!?」
夢青「桃くんが望んだんだよ。あっちには戻りたくないからここに閉じ込めてくれって」
青「……嘘だね。そんなこと絶対に桃くん言わない」
夢青「……は?」
青「桃くんはマイペースでストイックで……縛られるのを嫌うんだよ…」
夢青「桃くんが望んだって言っただろ」
青「それが桃くんに取っていい事でも縛られるのはぜったいに嫌がる」
夢青「っ……」
青「桃くんを返して」
夢青「絶対に嫌だ……だからここで君を消す」
青「は?」
夢青「ここで君を消したらどうなると思う?」
青「……」
桃くんは夢の中にいる時間は寝てた……
もし夢の中で自分を消されたら……
青「ずっと……起きない……」
夢青「そう、でも安心して僕が起こしてあげるから」
青「僕の体に入るってこと?」
夢青「簡単に言うとね」
青「そんなこと絶対にさせない」
夢青「なんで?それが君の願いじゃないのかな?」
青「は?」
夢青「君は桃くんを傷つけた自分を嫌ってた。だから僕が生まれたんだよ」
青「もう僕は桃くんを傷つけない」
夢青「……絶対に桃くんは渡さない。君が傷つけないだけじゃ意味無い。家族だって傷つける。だったらここにずっと居た方が幸せだ」
青「そうだね……夢の中の方が幸せかもしれない。でも……桃くんにはちゃんと起きて、自分自身で色んなものに触れて、また幸せを感じて欲しい。桃くん1人だけじゃなくてみんなで」
夢青「そんなの不可能だよ…人はすぐには変われない」
青「変われるよ、桃くんが皆に気づかせてくれたんだから」
夢青「……」
青「だから僕は……桃くんを助ける!!」
(画面手を着く)
夢青「何して……」
青「ここは夢なんでしょ!?なんなら僕の夢!僕の思いどおりになる!だから桃くんの夢の中にここから入る!!」
夢青「!!そんなことできるわけ」
青「できる!僕の夢の中だもん!!行ける!!」
(腕が画面の中に沈んでいく)
夢青「なっ!!!」
青「桃くんっ!!!」
夢青「ちょっ、待ってっ!!」
トプンツ……
夢青「まじかよ……」
コメント
2件
ちゃんと桃くんの事分かってる青くんさすがすぎる😭✨ 頑張れ、、青くん、、!
さすが青くんですね。! 続き楽しみです!