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《応援席にて》
「なんだぁ!!??急にロカ先生チームの周囲が
爆発したぞ!!??能力者の仕業か!!??」
観客席の生徒達はざわざわとした。
「あー皆大丈夫だよ!!あれはボクが開発した
人と建物を破壊しない爆弾、《くるみ☆ぽんちお》だよー!!」
じゃんね達を応援しに来ていた来見坂みるくきゅんが大きな声で元気にそう言った。
「み、みみみみるくきゅん!!???何でここにみるくきゅんが!!??取り敢えずサインください!!!!」
天才ショタのみるくきゅんの大ファンであるショタコンの千代子令子は顔を真っ赤にしながらみるくきゅんにサインを貰いに行った。
みるくきゅんの友達の鳩々大乱闘ちゃんは
千代子令子がみるくきゅんのことをめちゃくちゃよくない目で見ていることを察知しリコーダーを加えながら物凄く険悪な顔で千代子令子を見た。
「あちゃー嘘月村ちゃんやられちゃったー。
『《クローバー同盟》なんて私一人で十分だー。 私の能力なら学園最強のロカ先生に
だって余裕で勝てるー。』ってクラス中に言いふらしてたのにねー。」
「あの子結構おっちょこちょいなところあるもんねー。」
「ねー。」
ロカチームのメンバー嘘月村真ちゃんの女友達はポップコーンを食べながらそう言った。
「よしっ!!!俺たちの撒いたポップコーンで
ロカ先生のチームを半壊させたぞ!!!!」
「頑張れ《クローバー同盟》!!!クソみたいな校則作りまくるロカ先生をギャフンと言わせてくれーー!!!」
「能力壊された俺たちの仇を取ってくれー!!!」
反ロカ派の生徒達はハイタッチをしながら
そう言った。
「《パンダヒーロー》鬼つえええ!!
このまま《クローバー同盟》の奴ら全員ぶっ殺してこうぜ!!」
《パンダヒーロー》の大ファンの生徒は
立ち上がりながらそう叫んだ。
「ってか転々ちゃんすごくない!!??三十九秒さんの妹だよね!!??」
女子生徒の内の一人が転々の姉
独絵三十九秒に興奮しながら話しかけた。
「え?あぁー……..あいつは昔からあんなだよ。」
独絵三十九秒は英単語帳を開きながら
めんどくさそうに言った。
「すっごーーい!!!」
クラスメイトの女子は目を輝かせながら言った。
独絵三十九秒はイライラした顔で半田緋色と戦う転々の映るスクリーンを見ていた。
(あのバカ妹….!!何であんたが戦ってんだよ……怪我したらどうすんだ…..!!!)
独絵三十九秒はもはや単語帳そっちのけで
妹の独絵転々を見ていた。
「今回の悪鬼退治は派手だなぁ……!!」
悪鬼退治を見るためだけに留年をしている男は大量のポップコーンをムシャムシャ食べながらそう言った。
「ロカ先生がすごいのは当たり前だけど…..
痛見めっちゃ強くない……?」
軽くドン引きしながら表裏一体は言った。
(多分本気の痛見に勝つのはもう無理だな。)
塩味のポップコーンを齧りながらどろりは
冷静にそう判断した。
海街はヘッドフォンで音楽を聴きどろりの
持つポップコーンをかじりながらスクリーンの戦いを静かに観戦していた。
「あれっ!!??シリアスブレイカー様がいないっ!!??」
栗毛色あるははびっくりした顔でスクリーンのどこかにシリアスブレイカーはいないか
探していた。
「ナノピコ先生もいないねー。どこ消えたんだろ?」
自らの能力《ミルククラウン•オン•ソーネチカ》で キャラメルポップコーンをめちゃくちゃおいしくしながら曽根近ちゃんは首を傾げた。
「お前らー!!!暴れるなよー!!!ロカ先生派と《クローバー同盟》派の生徒同士でケンカするのもやめなさい!!!…….ハァ…..。」
平凡にして勤勉なる先生切名旅行は警備員の皆さんと共に興奮した生徒達を 必死で宥めていた。
(最後まで読んでくださりありがとうございます。本編に戻ります。)