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バシャッ
霖)え?
全員)は?
お腹を撫でていたら私の股下から…いや、性格には股から水が出て来た
霖)あ”…(や、やばい…破水した)
顔面蒼白にして全員の方を見たら私同様に固まってた
全員)り、りん…?
恐る恐る聞いてきたため「破水した…」と、伝えるとバタバタと色々準備をしだした
霖)あ、あのぉ…
段々と痛くなるお腹を抱えて手を出すと棘くんと憂太が手を握ってくれた
霖)ふ、ふたりぃ…
涙目で2人の手に擦り付く
2人は私の頭を撫でて「大丈夫大丈夫」と慰めてくれた
色々準備が終わり分娩室まで連れて行かれた
悟さんはしょうちゃんを連れてくるために医務室に走って行った
霖)はぁ…はぁ…(い、痛い…)
呼吸が荒くなって来て痛さで目に涙が浮かんできた
霖)は、ぁ”ッ…
痛みに悶絶していたら悟が私の手を握った
霖)さ、さとるぅ…
悟はそっと唇を重ね「大丈夫、そばにいるから頑張って」と、言ってくれた
霖)が、がんばる…ぃ”ッ…あ”ッ……
そんじょそこらの呪霊と戦うよりも痛くて…なんか、こう…ジンジン?する感じで痛くて痛さで悶絶しているとしょうちゃんが急いで来た
霖)しょ……ちゃぁ”ッ…
しょうちゃんは急いで出産の準備をした
霖)はぁ…はぁ…ぅ”ッ…あ”
こうして出産が始まり…
赤ちゃん)オギャー!オギャー!
と、元気な声が聞こえた
地獄の様な時間を過ごした…そう、だいたい6時間ぐらい?まぁ、凄いがんばったに変わりは無いけど…
霖)はぁ…はぁ……げんきぃ…
全員はうっすら涙を浮かべたり泣いてたりしてる
霖)はぁ…はぁ…
しょうちゃんに「抱っこしてやれ」と、言われ抱っこをして母乳をあげる
霖)フフッ凄い元気
しょうちゃんにしれっとへその緒を切られ丁寧に保管された
霖)可愛い〜母様(かかさま)ですよ〜可愛いね〜
赤ちゃんは凄い母乳を凄い飲んでけふっと可愛いゲップを出して「アゥー、んぁー、ぅー」と凄いお喋りをしてる
霖)かっわいいなぁ〜あまえたがりめ〜
優しく背中をぽんぽんと叩くとウトウトしだした
霖)ねんねしましょうね〜
すぐにコテっと眠ってしまった
霖)フフッ……可愛いな〜
寝た後にそっとベットに寝かせる
霖)よし、しょうちゃん!色々手続きするから書類ちょーだい
と、手を出したがポコっと軽く頭を叩かれ「寝てろ」と言われた
霖)うーん…わかったぁ……寝る……
そのまま分娩台で寝た(まぁ、次目を覚ました時には普通のベットだけど)
おぎゃぁ!おぎゃぁ!
(赤ちゃんの……泣き声…?)
目を開けると赤ちゃんが凄い泣いていた
霖)んぅ……お腹すいちゃったかな〜?
抱っこをするとすんっと静かになった、そのあとは私の胸をぺちぺちと優しく叩いた
霖)ん〜?お腹すいたのかな〜?
病院服をはだけさせ胸に近づくとパクッと咥えチューチュー吸い始めた
霖)美味しいね〜沢山飲んで大きくなってね〜
1週間ぐらいはしょうちゃんのいる医務室で寝泊まりをした
退院をする1日前
硝子)霖、赤ん坊の名前とか色々手続きをするぞ
赤ちゃんとイチャイチャしてたらしょうちゃんに声を掛けられた
霖)んぁ〜……そっか…憂太……と、私……ん〜
憂太)じゃあ璃雨(りう)なんでどう?
憂太くんが紙を出して璃雨の名前を書く
霖)!!名前可愛い〜
璃雨の名前が決まり手続きに名前を書いて父と母の名前を書く
霖)んで…あとはアレルギーとかの検査だよね!
硝子)そうだな、アレルギー検査はもう少し大きくなってからだな
霖)そうだね〜
なんて日で次の日には退院をした
霖)ただいま私のお部屋〜
璃雨を抱えて帰ってくる途中で悠仁達に会って少し話してから部屋に帰ってきたのだ
霖)璃雨〜お姉ちゃんとお兄ちゃんに初めましてしたね〜
笑顔で璃雨の顔を見るとキャッ!とすごい可愛い笑顔で笑った
霖)さ、今度は本当のお兄ちゃんとお姉ちゃんにはじめましてしようねー
るりとりるを呼ぶとパタパタと駆け足で来た
霖)りる、るり、妹だよ〜
と、2人に顔を見せると「可愛い〜」とデレデレしてる
霖)んね、可愛いねー
りる)ねね!母さん抱っこしていい??
るり)あ!ズルい!私も!
2人が「抱っこ〜!」とせがむから「じゃあ、交代交代ね〜」と言って初めはりるから抱っこさせると……
璃雨)ふぇぇぇん!おぎゃー!!おぎゃーー!!!
と、ギャン泣き笑もう可愛いだらけの可愛いだ
霖)あららぁ笑
2人はあたふたしながらも一生懸命あやしてる
霖)フフッそれじゃ、私はご飯を作ろうかなぁ……
と、キッチンに立つと傑に無言で背中を押されソファに座らされた
霖)え?え?
傑は「まだ辛いと思うから座って待ってて」と、言われた
霖)え、でも…
と、言うと「すーわーる!」とキツく言われた
霖)ん〜……( ՞ . .՞)”
しょげたら頭を撫でられ「食べたいご飯ない?作るよ」と、言われ「じゃあ、傑の作ったスパゲッティ食べたい!」と言ったらすぐに作ってくれた
霖)傑、本当にいいの?
と、聞くと笑顔で「何時でも作ってあげるよ」と返された
霖)でも……なんか手伝いたい!
と、後ろから抱き着く
傑)わわっ、危ないよ
と、頭を撫でられた
霖)手伝うの〜
と言って手伝おうとしたら「璃雨の面倒は大丈夫なの?」と、言われたが「大丈夫だよ〜今はあの子達が構ってくれてるから」と、返事を返した
傑)いやぁ……るりはりるの面倒で赤ちゃんの対応は慣れてると思うけど…凄いね
泣き止んでるかと思った諸君、実は泣き止んでないのです
霖)今は泣き疲れさせて寝かせるのが1番なんだよねぇ
傑)霖も沢山鳴いて寝ちゃうもんね〜
しれっとこいつは喘ぎ疲れて寝ると言われた
霖)フシャー!
傑)悪かったって笑
食材を丁寧に切ってスパゲッティの上に乗せる
霖)んもう!私怒っちゃうからね!(💢-ω-)プンスカ
ポカポカと背中を優しく叩くといつの間にか現れた恵くんにしれっと誘拐(ソファ)された
恵)霖さんは大人しくソファに座って待ってて下さい
と、言われ……そして何故か恵の膝に座らされた
恵)全く……産後だと言うのにあなたはどうしてそう無理をするんすか
霖)しゅ、しゅましぇん……
しっぽをたらかしながら拗ねてる
恵)心配なんですから大人しくしてください
と、言われながら頭を撫でられた
霖)んぅ……スリスリ
恵)全く…璃雨をそろそろあやしてあげてください
恵が2人を呼んで璃雨を連れて来てもらう
りる)はい、お母さん璃雨甘えん坊だね〜
と、言いながら私の腕に璃雨を載せる
霖)まぁね笑憂太くんの子供でもあるからね
優しく抱いて授乳を行う
霖)沢山飲むんだよ〜大丈夫だからね〜
沢山飲んだらけふっと可愛いゲップを出してすよすよと眠り始めた
霖)大丈夫だからね〜