あらすじ
中学校が早く終わり、テンションが上りまくっていたシノのクラスメイトたち。
はるちゃん先生「はーい。みんな早く帰りたかったら、席に座ってー。」
クラス一同「は~い」
はるちゃん先生「席についたね。先生の手書きプリントを配ります。」
クラスメイト「手書きってどうしたんですか?」
はるちゃん先生「コピー機が壊れて修理に出してたみたいなんですよ。プリントはすぐにしまっても大丈夫です。」
シノ『へー。大変だなぁ。学校も学校でクラス全員分のプリント用意してくれればいいのに。おっプリント来た。ゴソ』
はるちゃん先生「全員に回りましたね。それでは各自準備ができた人から帰宅してください。さようなら~」
クラスメイト「ならー/さいならー/さよならー」
友人「ねぇーアズサー。今日カラオケ行かない?二人で熱唱しよーぜ。」
他の友人「えー。アズサいくのぉー?じゃあ私も行きたーい。いいー?」
他の友人「私もー/ウチもー」
シノ「あー。今日無理。用事はないけど、姉ぇが早く帰ってくるの。初めて顔合わせた記念なの。」
友人たち「誰と?」
シノ「愛猫」
友人たち「そっかー。お姉さんと祝うの?」
シノ「違う。家族みんな帰ってきてから。」
友人たち「じゃあなにもないの?」
シノ「うん。」
友人たち「じゃあ又今度ね。てかお姉さんと久しぶりなんじゃない?楽しみだね。」
シノ「うん。勉強見てもらうつもり。」
クラスメート「姉と祝うんじゃなくてなにもないんかよ。それを早く言えよ。俺ら全然分かんなかったよ。」
友人たち「おいっ‼お前アズサのお姉さんを侮辱するな!頭いいんだぞ!」
シノ「いやそこまでじゃないと思うけど。」
友人「そんなことないよっ!頭いいよっ!」
シノ『ありがたいな。姉ぇに言っとこ。』
クラスメート「侮辱してねーし。まぁでもすまんかった。お姉さんと勉強頑張って。また明日。」
シノ「じゃね。みんなもばいばい。」
友人たち「じゃーねー。/又遊ぼーね!/ばいばーい。」
︙家について、
シノ「ただいまー。って姉ぇまだか。」ピロリン
メッセージが届いた。
姉ぇ〔シノ家についた?〕
シノ〔うん。姉ぇは?〕
姉ぇ〔今日友達と遊んで帰るから遅くなる確率大かも。シノ、留守番お願いしてもいい?〕
シノ〔うん。ダイジョブ。友達と楽しんで!〕
姉ぇ〔ありがと。精一杯楽しむね!〕
シノ「勉強見てもらいたいって言えばよかったなぁ。まいっか、プリント確認しよ。」
シノ「!?」
プリントには赤い文字で注意と書いてあったが赤い文字がたれてきている。インクは生ぬるく、ベトベトしてた。そうまるで血のように…
シノ「いやおかしいっ!しかも注意しか書いてないし。」
動揺しながらはるちゃん先生にメッセージ。
シノ〔先生。手書きプリント何で書いたの?〕
はるちゃん先生〔ガラスペンで書きました。オシャレでしょう?〕
シノ『この文字インクだったんだ!暑さで溶けたのか!』
シノ〔インクが溶けて文字がわからないので教えて下さい。〕
はるちゃん先生〔はい。まずは〇〇で…〕
シノ〔ありがとうございます。〕
シノ「インクで良かったー。血かと思ったし。」
以上です。題名で察していた方も多いのではないでしょうか。はるちゃん先生めっちゃ好きでした。優しくて、面白くて、生徒目線でも考えてくれてました。のりも良かったですし。皆さんのお気に入りだった先生はどの時の先生でしたか?又教えてください。
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