温泉

その頃、目黒たちの部屋は。

渡辺ーあいつらは、お前と違ってまともだから、布団だろうよ。

目黒ー俺だって、まともです。

渡辺ーあれをまともと言うか？

目黒ー感じてたくせに。

渡辺ーバカバーカ。

足の湿布を交換しながら、隣りのカップルを思う。

目黒ー氷もらって来て冷やそうか？

渡辺ーん〜そうしてくれる？

目黒ー待っててね、氷もらってくる。

渡辺ーん。

甘い雰囲気などなく、渡辺は少し不満だった。

戻ってきたら、うんと甘えよう。

恥ずかしがり屋の渡辺がうんと甘えても、目黒にしてみれば可愛いものだ。

岩本たちの部屋は。

もう一度露天風呂に入っている。

寝湯で2人は抱き合いキスしている。

身体の半分くらいしか湯が流れないのでちょうどいい。

岩本ー大介・・。

佐久間ー照、もっと。

岩本ー逆上せるなよ？

佐久間ーこれくらいの湯だったら大丈夫。

岩本の唇や舌が佐久間の胸から下へ下がっていく。

佐久間の物はもう勃ち上がり始めている。

手に取り口にする。

佐久間の荒い息遣い。

岩本ー大きな声出すなよ？

佐久間ーんっ・・はっ・・。

岩本ーボディソープ塗るから。

佐久間ーんっ。

岩本ー挿れるぞ。

佐久間ーあぁ、入ってくる。

岩本ーし〜っ・・。

佐久間ーんっ・・んっ・・。

岩本ー俺の上に座って？

佐久間ーやっ・・んっ・・。

岩本ー気持ちいい？

佐久間ーんっ・・いい・・。

岩本ー腰振っちゃって。

佐久間ーバカ・・んっ・・。

岩本ー・・。

佐久間ーいい・・もっと・・。

岩本ー今夜は激しいな。

佐久間ーはぁ・・いい・・いい・・。

岩本の肩に手をついて、腰を振る。

岩本の突き上げに声を我慢出来ない。キスしてもらった。

もうすぐ佐久間は限界だ。

岩本は激しく突き上げる。

佐久間ーだめ・・イク・・。

岩本ーいい。

佐久間ーはぁはぁ・・イク・・はぁはぁ。

岩本ーだいす・・け。

佐久間ーダメ・・イ・・ク・・はぁはぁはぁ。

岩本ー良かったか？

佐久間ー最高。

岩本ー声、ヤバいよな。

佐久間ー仕方ないじゃん。

岩本ーまぁな。いいか。

ゆっくり露天風呂に入ってキスしている。

翌朝、岩本たちの部屋に目黒と渡辺がやって来た。

朝食のためだ。

若干、渡辺の機嫌が悪い。

お膳を引っ付けて、渡辺は目黒の膝の上に座る。

佐久間ーお前ら、朝から・・。

目黒ー足が悪化して腫れてるんだ。

岩本ー何したんだ？

目黒ー別に何も。

佐久間ー翔太の首に花が咲いてるから、そういうことだろ？

渡辺ーバカ。

岩本ーしばらく、練習は見学な。

渡辺ー分かってる。

賑やかに始まった朝食。

岩本と佐久間は笑うしかない。

目黒は渡辺に食べさせながら笑っている。

渡辺だけが、赤い顔して、お茶を飲む。

完