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色んなことを考えていたら頭が痛くなって,瞼がピクピクして,熱が出た。1人で病院に行くと,ストレスによる疲れからの熱だと言われ,私は数日間学校を休むことになった。すとろーに休むことを伝えると
[すとろー]:{大丈夫か?ノートは見せてやるから安心して休めよ。}
すとろー優しいなぁ。すとろーが同じ学校と知った時は驚いたけど今では頼もしい。
でも,本当は学校を休みたくなかった。逃げたと思われたくなかったから。親に病院で言われたことを1部隠して伝えると強制的に休まされたのだ。こんな時だけ親ヅラしやがって…いつもは私の話なんか聞いてくれないくせに…
ヤバ…頭フラフラする。もう寝よう。
フラフラしながらベッドに入った瞬間に意識が落ちていった。
夢を見た。悪夢だった。誰かがいじめられてる…あれは誰?まさか…私?いやでも私は今ここにいるし…
急に景色が変わった。
私は数人に囲まれていて,そこにはすみれもいた。
「すみれ…?ねぇこれどういう…」
「気持ち悪い」
「最低」
「善人ぶりばっかして」
「そんな優等生になりたかったの?」
「この偽善者」
投げつけられた言葉は全部辛辣で私の心に突き刺さった。でも何も言えなかった。私は自分のことが大嫌いだし。ただ「ごめんなさい」としか言えなかった。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…
なんでこうなったんだろう…
私はただ,自分の好きなことをしたかっただけなのに。自分の大切なことを大事にしたかっただけなのに…なんで…
次の日。起きると私は泣いていた。自分でも訳が分からずに。ただただ一人ぼっちの部屋でどこにもやり場のない悲しみを流し続けていた。