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もう、第5話も最高でした……!「黙ってても平気」って言葉、すごく染みますね。二人の間に確かに築かれつつある信頼と居心地の良さが、画面越しにひしひしと伝わってきました。最後の温泉旅館と同室の告知には思わず「おおっ」と声が出ました。これからどんな距離感になっていくのか、本当に楽しみです。次回も絶対読みます!
撮影開始から二週間。
最初はぎこちなかった二人も、少しずつカメラの存在を気にしなくなってきていた。
そんなある日。
次の撮影内容が発表される。
「お互いの家で過ごす休日」
────────
💜side
「……家?」
思わず資料を二度見した。
スタッフが笑いながら説明を続ける。
「今回はどちらかの家をお借りします」
「普段通りの休日を撮らせていただきたいです」
💜「普段通りって言われてもなぁ」
💛「どうする?」
💜「照ん家の方が広いんじゃない?」
💛「まぁ」
💜「じゃあ決まり」
照は小さく頷く。
「それでは来週、岩本さんのお宅でお願いします」
────────
撮影当日。
💛side
インターホンが鳴る。
時計を見ると約束の十分前。
💛「早いな」
ドアを開けると、ふっかが立っていた。
💜「おはよ」
💛「まだ時間あるけど」
💜「家で待ってようかなって」
💛「どうぞ」
スタッフが来るまで少し時間がある。
ふっかはリビングを見回しながらソファへ腰掛けた。
💜「相変わらずきれい」
💛「物増えるの好きじゃないから」
💜「俺ん家とは真逆だ」
💛「知ってる」
ふっかが笑う。
そのタイミングでスタッフも到着した。
「今日はできるだけ僕たちは存在を消します」
「自由に過ごしてください」
撮影が始まる。
────────
💜side
「何する?」
ソファへ座りながら聞く。
絶対辰哉
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#めめこじ
junp
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1,699
絶対辰哉
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💛「コーヒー飲む?」
💜「飲む」
照がキッチンへ向かう。
その後ろ姿をぼんやり眺める。
(家だと空気違うな)
スタジオでもロケでもない。
照がいつも生活している場所。
なんだか少しだけ新鮮だった。
💛「砂糖いる?」
💜「今日はブラックで」
💛「珍しい」
💜「大人だから」
💛「昨日甘いカフェラテ飲んでた人が?」
💜「見てたの?」
💛「隣にいたから」
何気ない会話。
スタッフは少し離れた場所から静かに撮影していた。
────────
昼過ぎ。
テレビを見ながら二人でソファに座る。
特に盛り上がる話もなく。
静かな時間だけが流れていく。
その様子を見ていた監督が小さく手を挙げた。
「一度止めます」
二人が振り返る。
「今の空気、すごく良かったです」
💜「何もしてないですよ?」
「それがいいんです」
監督はモニターを見せる。
映っているのは。
テレビを見ながら時々笑う二人。
会話は少ない。
でも、不思議と居心地の良さが伝わってくる。
「恋人って、ずっと話してるわけじゃない」
「こういう時間が一番リアルなんです」
ふっかはモニターを見つめながら笑った。
💜「なんか照といるとさ」
💜「黙ってても平気なんだよね」
監督は照を見る。
「岩本さんは?」
照は少し考えてから答えた。
💛「俺もです」
💛「気を遣わなくていいから」
その返事に、ふっかは少し照れたように笑う。
────────
撮影は夕方に終了。
スタッフが片付けをしている中、監督が二人を呼び止めた。
「来週なんですが」
💜「はい」
「一泊二日の地方ロケがあります」
💛「地方?」
「はい」
監督は次のスケジュール表を差し出す。
そこには。
『温泉旅館デート』
そして、その下に小さく書かれた一文。
※同じ部屋で宿泊していただきます。
💜「えっ」
💛「……同じ部屋?」
「もちろん撮影の一環です」
監督はさらっと言う。
「夜も朝も撮らせていただきます」
ふっかは思わず照を見る。
照も同じタイミングでふっかを見ていた。
💜「……これ、結構ハードじゃない?」
💛「仕事だからね」
そう言って笑った照だったが。
内心は、ふっかと同じくらい動揺していた。