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絶対辰哉
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#めめこじ
junp
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絶対辰哉
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コメント
2件
阿部ちゃんみたいな感のいいガキは嫌いだよ… w
うわー、もうこの回だけで胸がいっぱいです…!新幹線でふっかが照の肩に寄りかかって寝ちゃうシーン、あれがもう自然すぎて「あ、この距離感、確かに縮まってるんだな」って実感しました。スタッフが「指示してない」「撮れてる?」って小声で確認するのも、二人の空気が演技じゃなくなってきてる証拠ですよね。 「恋人だったら最初に何するんだろ」って互いに分かんないって笑い合うところも、等身大で可愛い。この二日間がどんな時間になるのか、続きが気になります…!
一泊二日の温泉旅館ロケ。
その文字を見たまま、ふっかは数秒固まっていた。
────────
💜side
「同じ部屋って……」
楽屋へ戻ると、資料をもう一度開く。
見間違いじゃない。
ちゃんと書いてある。
『同室で宿泊』
💜「照」
💛「ん?」
💜「これ見た?」
💛「見たよ」
💜「普通に緊張するんだけど」
照は笑いながら椅子へ座る。
💛「俺も少し」
💜「少し?」
💛「……結構」
珍しい返事だった。
ふっかは思わず吹き出す。
💜「照でもそうなんだ」
💛「人並みにはね」
そこへ。
💚「何笑ってるの?」
阿部が近付いてくる。
💜「いやさ」
資料を見せようとして。
「あ」
慌てて閉じる。
まだ企画内容は外部にもメンバーにも詳しく話せない。
💚「怪しいなぁ」
💜「なんでもない!」
💚「ふーん」
阿部はそれ以上聞かず、笑って離れていった。
────────
💛side
ロケ当日。
朝七時。
新幹線ホーム。
スタッフより先に着いた照は、ベンチへ座っていた。
すると。
💜「おはよ」
💛「おはよう」
ふっかがキャリーケースを引きながら歩いてくる。
💛「眠そう」
💜「五時起き」
💛「早いね」
💜「目覚まし三回止めた」
💛「起きれてよかった」
そんな話をしていると。
「おはようございます!」
スタッフが集まってきた。
「今日から二日間よろしくお願いします」
────────
新幹線の中。
指定席は二人並び。
カメラは通路を挟んだ席から静かに回っている。
💜「旅行みたいだな」
💛「仕事だけどね」
💜「夢ないこと言う」
照が笑う。
ふっかは窓の外を眺める。
景色が少しずつ都会から山へ変わっていく。
その穏やかな景色を見ているうちに。
睡魔が襲ってきた。
💜「……」
💛「眠い?」
💜「ちょっとだけ」
💛「寝ていいよ」
💜「でも」
💛「着いたら起こすから」
安心したように頷き、ふっかは目を閉じた。
数十分後。
カクン、と頭が揺れる。
そのまま照の肩へ。
💜「……」
💛「……」
照は一瞬だけ固まる。
起こそうか。
でも、よく眠っている。
結局、そのままにした。
少しだけ姿勢を動かして、ふっかが楽な体勢になるよう肩を寄せる。
────────
少し離れた席。
スタッフが小声で話す。
「今の撮れてる?」
「もちろん」
「指示してないですよね?」
「してません」
モニターには。
安心しきった表情で眠るふっかと。
起こさないよう静かにしている照。
誰も演技をしているようには見えなかった。
────────
💜side
「……ふっか」
優しい声が聞こえる。
ゆっくり目を開けると。
照が少し笑っていた。
💛「着いたよ」
💜「……え」
周りを見る。
乗客はほとんど降りている。
💜「ごめん!」
飛び起きた瞬間。
何かを思い出す。
💜「……俺」
💛「うん」
💜「肩」
💛「貸した」
照はあっさり答える。
💜「なんで起こさないの」
💛「気持ちよさそうだったから」
💜「いやいや!」
💜「肩痛くなかった?」
💛「鍛えてるから平気」
その返しがあまりにも照らしくて。
ふっかは笑ってしまう。
💜「その理論初めて聞いた」
二人で笑いながら新幹線を降りる。
────────
旅館へ到着。
案内された部屋は、和室。
窓の向こうには山並みが広がり、露天風呂も付いている。
💜「すご」
💛「いい部屋だね」
スタッフが荷物を置きながら説明を始める。
「夕方まで自由に旅館内を過ごしてください」
「温泉街の散策でも、お部屋でも構いません」
「ただ一つだけ」
二人が顔を上げる。
「今日は”恋人として初めての旅行”という設定です」
「少しだけ、その意識を持って過ごしてみてください」
そう言い残し、スタッフは部屋を出ていった。
襖が閉まる。
部屋には二人きり。
静かな空気が流れる。
ふっかは照の方を向き、小さく笑った。
💜「恋人だったらさ」
💜「こういう時って最初に何するんだろ」
照は少し考えてから答える。
💛「……分かんない」
💜「だよな」
二人で顔を見合わせる。
そして同時に笑った。
恋人役になって二週間。
まだ知らないことばかり。
だからこそ。
この二日間は、二人にとって今までで一番長い時間になりそうだった。