「自分で作ったお話です。」
フィクションです。
実話では、ありません。
夏のある日。
ある日私は、ご飯を食べていた。
そうしたら、急に背後から、寒気がした。
だから、後ろを振り返ってしまった。
「きゃぁぁぁぁあ!」
何と、私は闇の中へ、連れ去られてしまったみたいで、どこを見渡しても、真っ黒。
光や壁は、無い。
しかも、お腹も空かない。
最初は、天国だと思っていた。
でも、後々から分かってくる。
振り返らなかった方が良かったことを。
「誰か、いますか?」
呼んでも、返事は帰ってこない。
「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおい!!」
何回呼んでも返事は無い。
「助けて!」
叫んでも、助けは来ない。
しかも、一緒にご飯を食べていた友達は、私が居なかったかの用に、私の家で自分の家みたいに食べていた。
しかも、私の茶碗は無くなっていた。
「何で…何で気づいてくれないの!」
ずっと一緒に居ようね!
って、約束したの、覚えてないの?
何で、約束を破るの?
もう!
頭がおかしくなりそう!
「アガ!」
うぅ!
駄目だ、ここでおかしくなったら、元の世界に戻った時に、
笑われる!
でも、一体?
どうすれば、ここから出られるの?
一体、いつまで居ればいいの?
ん?
何か、あるぞ?
今気づいた!
リュックが背負ってあったんだ!
実は、闇に引きずり込まれる前に、出かけるから、リュックを背負って置こうって言って、リュックを背負っておいたんだった!
すっかり、パニックで忘れてた!
中身は…
・ラジオ(山へ行くから、音楽を聞くため。)
・ディスク(ラジオの中に入れて、音楽を聞くつもりだったから
。)
・お弁当2つ(4日間の山の旅へ行くから、2日目まで、お弁当を食べるつもりだった。)
・パン(お弁当に着いていた。)
・怖い話の本(夏と言えば、怖い話!)
・服10着(4日間分ある。)
・ローラー(か、感じるためかな…)
・水着(海にも行くから。)
・ぬいぐるみ(一緒に寝るから。)
・懐中電灯(夜の道を通るから。)
「こ、これで何を出来るかな…?」