いらっしゃいませ
カフェに入った瞬間、珈琲の良い香りがふわっとした。そしてカフェの中を見渡してみると別世界なんじゃないかと思うぐらい幻想的だった。
店内は白で統一されていて、窓には綺麗な海が広がっており少し霧がかかっている景色が広がっていた。私はその光景に目が奪われて立ち止まっていたが我に返り、海がよく見えるカウンター席に移動した。
メニューを見ると見たことのないような物がたくさん載っていて、興味を惹かれた私は1つ注文してみることにした
『良い夢のパンケーキ』
メニュー表には写真が載っていないため、どんなものかと興味心がとても湧いてきた。
待っている間、座りながら店内を見渡してみたが私以外にお客さんが誰もいないことに気づいた…。 こんな景色が綺麗なのにおかしいと思っていたら注文したパンケーキがきた。
見た目はとても美しく、藍色の目のような綺麗さで見ていたら引き込まれそうな見た目だった。でも味が良くないとね…!と思い、食べてみると、口の中全体にブルーベリーのような香りが広がってとても美味しかった。
いつのまにか完食していて、口の周りが少し青色だった。
お腹がいっぱいになって重要なことに気づいた。 私はどうやってここに来たのだろう…と虚無になっていた。色々考えていると店員さんがやってきて一言、
おかえりになられますか?
声に出してもいないのになぜ分かったのだろう…行動に出てたのかな…と考えていたが
受験勉強に行かなければお母さんに怒られてしまう…と焦り始め店員さんに帰らせて欲しい、とお願いした。
そうすると店員さんは私の近くを離れ、カウンター内に移動した。
なにを始めたんだろう…と考えていると珈琲の良い匂いが広がってきた。
珈琲の良い匂いと景色にうっとりしていたら店員さんが珈琲を私の席に置いた。
おかえりになる際は珈琲を一気にお飲みください。
と言われた。私は珈琲が苦手なので店員さんにとお願いしてミルクを貰って入れてもらった。
これなら飲める、!と飲もうとしたところ、店員さんが
おかえりになる前に一言良いですか?
と言われた。私はなんだろう、と気になったため聞くことにした。そうすると
疲れた時は休んでくださいね
それを聞いた瞬間なぜか涙が溢れてきた。
そうだ、思い出した。私、親に耐えれなくて飛び降りてしまったんだ…
海が好きで海関係の仕事に入ろうとしたら別の仕事を押し付けられ、私は逆らえるはずもなくその通りに行動してたんだ、と思い出してくるとまた涙が溢れてくる。
溢れた涙は止まるはずがなくカウンター席に伏せて泣いてしまった。
目を真っ赤にしながら珈琲を飲んでまた生活に戻ろうとした。珈琲はもう冷めている。
店員さんにお礼を言って帰ろうとして珈琲を思いっきり飲んだ。そうすると周りが白い霧で覆われた。最悪な日々に戻るのか…と考えていながら消えていった。
またのお越しをお待ちにしております
消えて行った後、私は病院で目が覚めた。打ちどころが良かったせいで逝くことはできなかった。だが病室に警察が来て私が飛び降りした時に、変な音がした!通報が入り、私の体を調べたところ、虐待と診断されお母さんは捕まったらしい。それを聞いてあのカフェの店員さんのおかげかな…と心の中で考えた。
じゃあこれからはどう生きようかな。
長いのに最後まで見て下さりありがとうございます!!😭
小説初めて書いたので変なところなどあるかもしれませんが、感想やアドバイスなどくれると嬉しいです!
他の人のカフェについての話などありますので
気になったらハート押してくれると嬉しいなーって思います!(笑
じゃあまたのお越しお待ちしております!
読んでくれた方々が良い日々を過ごせますように。
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