忘れることの無い日

日本side

広島「暑いのによう来たね！」

日本「こんにちは」

今日は8月6日。原爆が落とされた日。あの時の記憶が蘇るから来たくなかったけど、忘れては行けない記憶だから今日もここに来た。

広島さんの体に大きな傷を与えた原爆。広島さんは明るく振舞ってるけど、ほんとは辛いはず。実際に目の奥が悲しそう。それもそのはずだ。私たちの父…日帝が初めて倒れた日でもあったから。

広島さんたちの体と父上の体は共同体だから広島さんにダメージが入ると父上にもダメージが入る。父上も急なでかいダメージに耐えられなかったのだろう。血を吐いて倒れた。

広島さんはもっと酷かった。実際に左目が失明していて右腕を失っている。そして背中に大きな痣がある。

広島さんの子供たちもたくさん死んだ。広島さんが特に可愛がっていた広島二中の子たち。その子たちは残念ながら1人残らず亡くなってしまった。それを聞いた私たちは平和公園の土手に慰霊碑を作った。

慰霊碑にお祈りをする時、広島さんが泣きそうになりながら手を合わせてたのを今でも鮮明に思い出す。

広島さんだけでなく、みんな心に深い傷をおってしまいました。僕たちに出来ることといえばなんでしょうね。

もう戦争を繰り返さないことでしょうか。正解は分かりません。

読んで下さりありがとうございます。

さて、ここからは主の独り言のようなものなので飛ばしていただいて結構です。

今日は8月6日でもないのにこの話を出した理由は碑という本を読んだからです。碑を知ってる方は多いんじゃないでしょうか。私は久しぶりに読みました。何度読んでも鳥肌がたちます。

私は最後の    広島二中の碑の裏にはいつも変わらぬ本川の流れを見つめて、全滅した広島二中の子供たちの名前が刻まれています

という文章がめちゃくちゃ印象に残りました…

もし読んだことがある方は印象に残った言葉を教えて欲しいです！

それでは！