はーと、コメントありがとぉぉ!!
ちょっとさ、雑談していい?
あのね、今日さ、算数のテスト帰ってきたのよ。結構自信あるやつ。
それでさ、ルンルンで点数見たらさ…
表100点中、68点…裏50点中10点だよ…?え…ちょっと待ってやばくない??
以上、俺の雑談でした。では、お話へどーぞ!Rは莉犬くん、rはるぅとくんで!
side R
C「なぁ、くんっ…」
R「ころちゃん、大丈夫だよ?なーくん達すぐ帰ってくるからね」
C「ジェルくん、は?」
C「ちゃんと帰って、来る?」
r「ちゃんと帰ってきますよ」
C「さとみくんは…?」
R「さとみくんも、すぐ帰ってくるよ?大丈夫、大丈夫」
C「…なーくん達、ころんの事、捨てた?」
r「捨てませんよ、こんな可愛い子」
R「前も思ったけどさ、よくあっさり言えるよね、そーゆーの」
r「そうですかね?」
r「とりあえず、もうちょっとだけ待ってみましょ?ころちゃん!」
C「う、んっ」
C「ちょっと、だけ…待つっ…」
ふと時計を見ると、日付は変わっていた。
ころちゃんは…まだ起きてる。
しっかり起きて、なーくん達の帰りを、頑張って待ってる。
でもその内、こんな事を言い出した。
C「ころんは偉いの…偉い子なの…」
R「ころちゃん…?」
C「ころちゃん…は偉い、の…」
C「ころちゃんは…いい子だから…ちゃんと待てるの…」
C「こロンは…いイこだかラ…」
C「3人ノこト、ちゃんトまテる…」
r「ころちゃん…?」
何かおかしい… まるで、壊れたあやつり人形のようだ。
C「…なークんたち…カえってこなイ…?」
C「もう3時…デも…誰もカエってこなイよ…?」
R「ころちゃん、もう遅いから寝よう?ね?」
C「ダれも帰ってこナイ…」
C「コロん捨てられちゃっタ…!」
r「ころちゃんっ…!」
C「スてられタ…くふフ…」
怖い。
いつものころちゃんじゃない…!
なーくん、はやく帰ってきてっ…!!
なーくん…ジェルくん、さとみくん…!
お願いだから、
はやく帰ってきて…!
チク…タク…チク…タク…
もう、時計の音でさえ怖い。
るぅとくん…ころちゃんっ…
side j
j「ただいまー…」
j「まぁ、もうさすがに寝て…」
R&r「ジェルくんっ…!」
ひどく怯えた形相で飛び付いてきた莉犬とるぅと。
j「どしたん…?」
ふと、リビングに居たころんに目をやる。
C「コろ…ンは…捨てられタ…」
C「なークんたち…ころちゃん…は…いラなイ…」
j「あー…なるほどな、?」
C「みンな…ころンは…いラない…」
j「ころん、」
C「…さわらないデ…!」
j「ごめんなぁ、帰るの遅なって」
j「ころんがこうなるってのも分かってた…なのに…」
j「ごめんな、ころん…」
C「うそ…つきダ」
C「ころちゃンは…わかル…」
C「みンなやさシクして…最後…は、ゴミに、する…ノ、」
C「ころちゃん…ハ、知ってるノ…」
j「そやな、」
C「ウん、ソう」
j「でもな、ころん」
j「なーくん達は絶対、あいつらと同じ事はせぇへんよ、」
j「やから…せやからな?」
C「ころんはもう大丈夫なんやで?」
j「なーくんは、ころんを見捨てた事なかったやろ?」
C「1回でも、なーくんに見捨てられた事あったか?ころん、」
C「それ…ハ…」
俺は全部知っとるから。
1番にころんの事を理解して、
助けてあげられる人間になりたい。
安心して、俺の事を頼ってほしい。
j「もし自分が不幸だと思うんならそれでええし、」
j「何かが怖かったら、怖いでもええから、」
j「な?ころん」
C「こわガったら…殴られる…」
j「うん、そやな」
j「でも、なーくんも、さとみも、そんな事しなかったやろ?」
C「自分ガ、不幸って言ったラ、怒られル…」
j「うん、そやなぁ」
j「でも、なーくんとさとみは、怒らないやろ?」
j「ちゃんところんの事を考えて、何とかしようとしてくれるやろ?」
j「なぁころん、」
j「ころんの中にも、頼れる人は1人くらい居るやろ?」
j「なーくんとか、さとみとかさ」
j「お前の頼れる人は、みんな優しいやろ?」
j「偽物なんかやない、本物や」
j「本物の優しさやろ?」
C「本物…の、」
C「優しさ…」
j「そ、本物や」
C「なーくん、と、さとみくんと…」
C「ジェルくん…は、本物…」
C「やさ、しくてっ、面白い…」
C「2人とは…全然違う…」
j「そやなぁ、」
j「優しいなぁ、」
j「大丈夫や、ここには、もう居らんから、」
C「…うん…」
C「ジェルくん…」
C「るぅとくん…莉犬くん…」
C「ごめんなさい…ポロポロ」
R「大丈夫だよ、」
r「気にしないで下さいニコッ」
j「ほらころん、もう3時半やで?」
j「はよねーや、」
C「うん……スピーッ」
R「はやっ」
r「よっぽど眠かったんですね…w」
R「ジェルくん…ありがと…」
r「僕らだけじゃ何にも出来なくて…ごめんなさい…」
j「ええよ、」
j「別にいつものフラッシュバックやしな…」
r「フラッシュバック…?」
j「そ、フラッシュバックや」
j「…後で、なーくんとさとみが帰ってきたら…話したるわ」
R「分かった…」
切り悪いなぁ、安定に。
まぁ、ごめんな…許してくれ…
それじゃ!おつまな!
コメント
2件
フォロー失礼します!!!!
フラッシュバック…?今回青くんちょっと 怖かったけど橙くんめっちゃイケメンだったなぁ~