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ごめんなさい!あっきぃを救いたいんです(泣)
救いたいですよね!ね!ね!(圧)
そのために、まぜ視点を入れなきゃいけないんです(泣)
許してください(泣)それでは、どうぞ!!
俺は、ずっと黙っていた。
騒がない。 責めない。
無理に引き戻そうともしない。
でも、その分だけ
考えていた。
撮影終わりのディスコ。
全員が揃っているのに、会話がどこか噛み合わない。
あっきぃはそこにいる。
返事もする。笑いも取る。
でも、共有だけが存在しない。
俺は、ぽつりと口を開いた。
【まぜ】「……あっきぃさ」
呼ばれたあっきぃが顔を上げる。
【まぜ】「今、閉じてるでしょ」
あえて、直球に言った。
あっきぃは一瞬だけ目を泳がせて、いつもの返事を用意する。
【あき】「そんなこと――」
【まぜ】「理由、分かるよ」
【あき】「え?」
俺はあっきぃから視線を逸らさず、淡々と続ける。
【まぜ】「弱いからじゃない」
「限界だからでもない」
「逆だよ」
あっきぃの表情が、少しずつ固まる。
【まぜ】「一回、安心しきったからだ」
静かな断言。
【まぜ】「守られていいって思えた」
「甘えていい場所だって、信じた」
「だから、“戻れなくなった”」
誰も口を挟めない。
俺は、出来るだけ言葉を選びながら続ける。
【まぜ】「前はさ」
「自分が削れることで、存在を保ってた」
「でも今は」
「削らなくても、居ていいって知った」
「その状態で」
「もしまた不要だって感じたら――」
一瞬、言葉を切る。
【まぜ】「今度は、立ち直れない」
あっきぃの指が、わずかに震える。
【まぜ】「だから閉じた」
「期待しないために」
「失う前提で、距離を取った」
「それ、自分を守ってる選択だよ」
空気が、重く沈む。
ぷーのすけが、低い声で言った。
【ぷり】「……じゃあ」
「どうすればいいんだよ」
俺は一瞬ぷーのすけを見て、
再びあっきぃを見る。
【まぜ】「”戻せ”でも”開け”でもない」
「ただ」
「“失わない前提”を、言葉で渡すしかない」
あっきぃが、かすれた声で言う。
【あき】「……でもさ」
「言葉って、消えるじゃん」
俺は、首を振った。
【まぜ】「消えるのは、“一回きりの言葉”」
「何回も言うなら」
「行動が伴うなら、消えない」
「だから俺は」
「閉じてるの、責めない」
「でも、このまま“戻らなくていい存在”だと思われるのは、違う」
しばらく沈黙が続く。
あっきぃは、深く息を吸った。
【あき】「……俺」
「信じるの、怖くなっただけなんだな」
俺は、静かに頷いた。
【まぜ】「そう。それ、ちゃんと前に進んだ人間の怖さ」
「弱さじゃない」
誰も笑わなかった。
でも、誰も否定もしなかった。
あっきぃは、まだ閉じている。
でも今、
自分がなぜ閉じたのかを、初めて共有した。
それだけで、
完全な孤立ではなくなっていた。
壊れたから閉じたんじゃない。
大切にされたことを、失うのが怖かったから閉じた。
そしてそれは――
ちゃんと、言葉で抱き直せる種類の闇だということを。
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