テラーノベル
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⚠︎嘔吐表現あり ドイツ×ロシア
ドイツ「ナチスが、ソ連を食ったと言ったら?」
ロシア「…は?」
ドイツは、何を言って…
急に、頭が痛くなったように思ったら走馬灯のように、ソ連の時の記憶を全て思い出した。
ロシア「うっ…」
俺は、走ってトイレに向かった。
ドイツ「あっ!おい!」
ロシア「お”ぇ…」ビチャビチャビチャ
ドイツの家なのに、止まらない。
吐くのが、苦しくて涙が止まらない。
ドイツ「大丈夫か!?」
ロシア「ごめっ…う”ぇあ」ビチャビチャ
喋ろうとしたら、また気持ち悪くなった。
ドイツ「無理に喋らなくていい!今は、落ち着くまで吐け」
ドイツが、背中をさすってくれている。
ドイツ「思い出させてすまない。考えたくないよな」
ロシア「カヒューカヒュー…ゲホッも”、大丈夫」
俺じゃないと言っても、”食われた”のだから鮮明に思い出すと気持ち悪い。
ロシアが、急に吐いて最初は驚いた。
俺の、記憶からでもグロかったのに自分じゃなくとも思い出すのはきつかっただろうな。
ロシア「ごめっ…う”ぇあ」ビチャビチャ
“これも”遺伝というものなのか…
心配している俺が、表向き。
気分が高揚している自分は、裏。
自然と、ロシアが俺を見上げる形になる。
ドイツ「もう、落ち着いたな」
ロシア「あぁ、でもまだムカムカする。それとごめん、汚して」
ドイツ「別に、気にしないから大丈夫だ」
ロシア「ありがと…」
ロシアと、またソファに座る。
ロシア「でも、なんか少し気持ち悪いな」
ドイツ「何が?」
ロシア「カニバリズムとか…俺は、無理だな」
ドイツ「まぁ、俺も」
ロシア「それに、生きたまま食われるなんて…思い出しただけでも寒気がする」
ブルブルっと、少し大袈裟にロシアは体を揺らした。
ドイツ「今日は、遅いし泊まっていくか?」
ロシア「そうする…」
ドイツ「夕食は?」
ロシア「まだ食ってない」
ドイツ「じゃあ、作るか」
ロシア「俺も、手伝う」
ドイツ「いや、気持ちは有難いがまだ気持ち悪いだろ」
ロシア「う”っ…はい」
ドイツ「分かればよし」
俺は、キッチンへ向かう。
俺の血をこの料理の中に入れたら、どうなるだろう…? って、俺何を考えて…
よし、他のことを考えないようにしよう。
でも、少しだけ気づかれないならいいよな…
ポタポタと、腕から垂れる血をスープの中に入れる。
ドイツ「できたぞ」
ロシア「うわぁ、美味そー」
ドイツ「ドイツ料理だから、口に合うか分からないが」
ロシア「Мне это понравится 」
気づいていた。だけど、受け入れたくないから気付かないふりをした。
ドイツが…血を入れてるなんて。
ドイツ「どうだ…?」
ロシア「美味いよ」
本当に、美味い。数滴だったから、あまり違和感は無い。
ドイツ「そうか、なら良かった」
気づいている、なんて思ってもいないだろうな
終わりです!
あと、色々な小説を読ませて頂いているんですが、みんなエ◻︎い方が好きなのでしょうか…?
でも、好みは人それぞれですもんね!
ではまた!
コメント
4件
え、まっ、カプじゃなくてもこんな尊いのか
口角は消えました。やっぱヤンデレだなぁ、、、好