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63 - 木曜日 もう一つの話

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2025年03月15日

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修学旅行の班を決めてから1週間が経った。昼休みは和馬達に誘われてから一緒にいる事が多くなった。少し前までは不安だった修学旅行も今では楽しみなくらいだ。

宮間(電車の時間変えると学校に着く時間遅くなるな)

宮間(まぁ、会いたくないやついるしいいか)

ロッカーを開けると手紙が入っていた。そこには『隠キャの仲間入りおめでとうw』と書かれていた。

宮間(…!!)

言葉にできない感情が身体中を埋め尽くす。怒っているのか悲しいのか、それともムカついているのか。でもそれと同時にこれは罰なのかもしれないと思ってしまう。心の能力をバラしてしまった事への罰。

宮間「教室に行きたくねぇな……」

亜美菜「宮間がそんな愚痴言うなんて珍しいな。忘れ物か? 」

宮間「亜美菜…」

亜美菜「なんだ?その手紙…」

宮間「あ!いや、なんでもないんだ。早くしないと遅刻するぞ」

亜美菜「……私と一緒にサボるか?」

宮間「いや、亜美菜までサボる必要ないだろ」

亜美菜「私もちょっと気持ちの整理つかせたいからさ」

それから俺たちは体育館倉庫でサボることにした。少し暗かったが逆にこの暗さのおかげで身を潜められるらしい。

宮間「なぁ、本当に俺に合わせる必要ないぞ?」

亜美菜「別に合わせてないから」

亜美菜「……うーん、宮間になら言ってもいいか」

亜美菜「私さ、好きな人いるんだよね。でもその好きな人は私の友達と付き合い初めて」

亜美菜「最初は耐えれると思ったんだ」

亜美菜「…でも違った。もっと、思ってた以上に辛くてさ。だから惚気…じゃないけどそう言う関連の話聞きたくない時とかたまにここで気持ちの整理してるんだ」

宮間「亜美菜も…そう言う時あるんだな」

亜美菜「まぁ珍しいかもな」

亜美菜「さっきの手紙気にするなって言いたいけど、多分そんな簡単じゃないよな」

亜美菜「もしまた悪質な手紙が来たら教えてね」

亜美菜「私の能力で3人だろうと叩きのめすから」

宮間「いくら身体能力を極限まで高められるからって無茶はするなよ」

宮間「それに俺ももうそんな気にしてない。亜美菜に話聞いてもらったし、それだけで俺は充分だ」

宮間「後40分暇だな」

亜美菜「なぁ、次はさ私の愚痴ちょっと聞いてくれない?」

宮間「ああ、任せろ…!」

愚痴と言うには少し可愛いものばかりだった。

だがこんな風に本音を慎み隠さず言うのは久しぶりで少し楽しかった。

亜美菜「話してたらもうこんな時間か」

宮間「もう5分で1限目終わるな」

亜美菜「これで私らは愚痴仲間だな」

宮間「不名誉すぎるけどな。でもたまにはこうやって吐き出すのも悪くないかもな」

亜美菜「いつでも付き合ってやるから、その時は遠慮なく呼んでね」

宮間「亜美菜……ああ、ありがとう!」

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