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大罪は海へ還る

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大罪は海へ還る

4 - 月みたいな👁️

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4

2024年11月03日

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家に帰った。

いつのかわからないものや、冷凍庫にたくさんあるお米が、全部綺麗に断捨離されていたり、冷凍庫から減っていたりした。

きっと、デビルマンが食べたり整理したんだ。


そしてさっそく、デビルマンに愚痴った。

デビルマンは、先生の様に呆れず、真剣に、いや、月みたいな目をキラキラさせて聴いていた。

「でび!でーーびびび!!」

デビルマンはちょっと怒っていた。優しい子だな。

その後、夜ご飯のもずくとお米を食べた。

そんなにおいしくない。

だけど、デビルマンは美味しそうに食べていた。食べ終わると、しっかりちっちゃいおててを合わせてごちそうさまのポーズをとった。

その後、僕がデビルマンの食べた皿を流しに持って行った。

「優しい子だね。」

と僕がいうと、デビルマンもニッコリ笑って

「でび!」

と言った。

私も、ニッコリとは笑えなかったが、嬉しかった。

デビルマンが来てから、僕から少しだけ笑顔が増えたかも。


寝る時間になり、眠りについた。それから少し経つと、デビルマンが何かゴソゴソやっているのが、寝ながら分かった。元々、いつも眠りは浅い方だったから。

起き上がると、デビルマンの皮膚から、ピンク色の毛がぶわぁぁあっと、抜け落ちていた。すると、羽やツノがむくむくと生えてきた。

だけど、僕は寝ぼけていて、何もわからずまたすぐに寝てしまった。

月みたいな目が、ギラギラと太陽の様に光っていた。

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