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2021年8月上旬


あなたは好きな人に惑わされて、私はそんな “友人” を慰め

応援していた。

あなたの好きな人を私はあまり好きじゃなくて。あなたをキープしているんじゃないかと気が気でなかった。

なんでその人なんだろうと、何度も思う中あなたの好きな人だから、と考え何も言えなかった。


なぜなら、この時は “友人” と言っても会ったこともないメッセージと電話だけのスマホ上の相手だったからだ。


私には相変わらず好きな人などできる訳もなく、ただひたすら、男友達と化したあなたを応援することしか出来なかった。



ある日あなたは


“好きな人は居ないのか?


と私に聞いてきた。

そこで私はなぜか居ると答えしまった。

確かに気になる人は居たけど、それはもう冷めかけの恋だった。


すぐに私は居ると答えたことに後悔をし、そして考えた。

なぜ私は居ると答えたのだろう。

と、、、しかし何となくわかってきた。


なぜだか分からないけど、恋をしているあなたが羨ましかったのかもしれない。



そしてあなたは私にこう言ってきた。


“お互い頑張ろう


と。


私は何を頑張ればいいのか分からないまま


“そうだね


と、また当たり障りのない返事をした。

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