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重なり合う熱は、もはやどちらがどちらの体液なのか判別がつかないほどに混ざり合い、二人は氷の蓮の上で深く、濃密に足を絡め合わせた。しのぶの白くしなやかな脚が、童磨の逞しい腰を固く挟み込み、逃がさないと言わぬばかりに強く絡みつく。童磨もまた、彼女の膝裏を抱え上げ、自らの存在をさらに深く、彼女の聖域へと叩きつけた。
「ん……っ、あぁ! 童磨……さん、すご、い……。あなたの足が、私に触れるたびに……頭の中が、真っ白に……っ」
しのぶは、脚を絡めることで伝わる彼の皮膚の質感、骨の硬さ、そしてそこから流れ込んでくる冷たい魔力の奔流に、何度も背中を大きく反らせた。鬼となった二人の肉体は、結合部だけでなく、触れ合うすべての肌から情報を、愛を、そして力を共有していく。
童磨は、しのぶの首筋に鼻先を埋め、甘い吐息を漏らしながら腰を突き上げた。絡み合う足先は、まるで二人の魂を縛り上げる鎖のように固く結ばれ、指先一つひとつが互いの肌を愛おしげに愛撫する。
「見てごらん、しのぶちゃん。僕たちの足がこんなに綺麗に重なって……まるでもともと一つの生き物だったみたいだ。君を離したくない。このまま、肉も骨も溶けて混じり合ってしまえばいいのに」
「ええ……いいですよ。私を、あなたの色で……ぐちゃぐちゃに、塗り潰して……」
しのぶが恍惚とした表情で彼の耳朶を噛むと、二人の魔力は爆発的な共鳴を見せた。絡み合った足の隙間から、氷の結晶が花のように次々と咲き乱れ、周囲の空間を美しい青白い光で満たしていく。それは二人の「イチャラブ」という純粋な情愛が、無限城の理を書き換えて生み出した、物理的な愛の結晶だった。
童磨の激しい動きに合わせ、しのぶの細い指先が彼の背中に爪を立て、絡めた足にさらに力を込める。中出しされる衝撃のたび、彼女の体内からは愛の雫が溢れ、それが童磨の肌を伝って二人の境界をなくしていく。
「あぁ……幸せだね、しのぶちゃん。こんなに心が熱いのは、生まれて初めてだよ」
「私も……私もです、旦那様。こうしてあなたと、ずっと、ずっと……」
二人は絡めた足を解くことなく、互いの体温(ひかり)と体液(あい)を分かち合い、永遠に続くかのような絶頂の波に身を任せた。無限城の深淵で、氷の蝶と蓮の主は、誰にも邪魔されない至福の交わりを、ただひたすらに繰り返していった。
風宮 むぅまろ🦇🍀︎ 🍬🍚