テラーノベル
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ドームは満員。
ペンライトの光が波みたいに揺れている。
MCは💜。
「今日はちょっと重大発表がありまして〜」
会場がざわつく。
「えー!?」「やだ怖い!」「なになに!?」
袖で🧡が焦る。
「黒、ほんまに言うんか?」
🖤は一度だけ🧡を見る。
その目はもう決まっている。
マイクを持つ。
一瞬で会場が静まる。
「俺の彼女が昨日、体調崩した」
0.5秒の沈黙。
次の瞬間。
「きゃああああああああああ!!!!」
悲鳴が天井にぶつかる。
「彼女!?!?!」
「誰!?」
「黒の彼女!?」
🧡が固まる。
🖤は続ける。
「でも今ここにいる」
会場ざわざわ。
🖤が🧡の手首を掴み、前に出す。
「俺が守るから」
悲鳴第二波。
「守るって言った!!」
「めめーーーー!!!」
「プロポーズ!?」
🧡は真っ赤。
マイクを持つ手が震える。
「……ほんまに」
会場が静かになる。
「黒がおるから立ててます」
一瞬の静寂のあと、爆発。
「両思い!?!?」
「尊い!!!」
「公式!!」
スポットライトの中。
🖤が小さく言う。
「離れんなよ」
🧡が返す。
「離れへん」
歓声は祝福だった。
あの瞬間までは。
ライブ終了後。
トレンド1位。
でも。
祝福と同じくらい、強い言葉が流れ始める。
「アイドル失格」
「夢壊れた」
「裏切られた気分」
楽屋。
🩷がスマホ見て青ざめる。
「やばい、めっちゃ荒れてる」
💜が座り込む。
「俺、止めるべきだったかな…」
💚が言う。
「肯定派も多い。でも否定も強い」
🧡がスマホを見つめる。
スクロール。
“ファンを踏み台にしてる”
指が止まる。
胸がきゅっとなる。
🖤が静かにスマホを取り上げる。
「見るな」
「俺のせいでめめも叩かれてる」
🖤は一瞬も迷わない。
「俺が言った」
「でも…」
「隠す気なかった」
低い声。
「俺の選択だ」
🧡の目が揺れる。
🖤が続ける。
「明日、表で全部話す」
全員が顔を上げる。
逃げないと決めた目だった。
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今年、卒業。
あと一ヶ月後には卒業式を迎えています。
学年の手紙の文章を見るだけで泣きました()
卒業式大丈夫かな??
コメント
2件
続き楽しみです!!