テラーノベル
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※🍆と🦍🍌☃️🐷
※🍆あの本を片付けるゲーム見てて思いついた突発ネタ
※ストアページを読んで書いたのでゲームのヲチとかちゃんと理解してない
※パロディネタ※
※学校司書の🍆
※ピクシーの🦍🍌☃️🐷
※作者の妄想作品
※ご本人様無関係
※SNS含むシェア🆖
ピクシーが悪さして本が散らばった…そんな事書かれたら
ねぇ〜、あの4人をピクシーにするしかないよね!
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ガサガサッ……
バサ…バサバサッ
「…ふう、コレで何割終わったんだ」
校長に呼び出されて何事かと思って慌ててきてみたら
俺の目の前に広がる
膨大な本の山、山…山ッ
昨日まで綺麗に本棚に仕舞われていた本の全てが床や本棚
所狭しと散らばっていて
それは酷い有様だった…
「何だよこれ?!」
『ピクシーがどうやら悪さをしたらしい』
「ピクシー?!…はぁ、ッたく………あいつら……」
全く面倒なことをしてくれたよ、ほんと…
この辺のピクシーは悪戯好きでめちゃくちゃ有名だ
学校も大事な所に入らないように結界魔法やら色々対策してたらしいが
突破されたって訳か
『ぼんじゅうるくん、頼むがこれら全ての本を本棚に戻してくれないか?』
「……はぁ、しゃーないっすねぇ、わかりました」
『すまないが頼んだよ』
パサ…ゴト……カタンッ…
タ、タ、タッ…ーーーー
ここの学校司書として働くようになってまだ日が浅い俺
どこに何が仕舞われていたかなんて正直全然覚えてねぇ〜…
一冊、一冊拾い上げては手に持てる限界まで積んで
レイアウト表を確認しながら本棚に仕舞っていく
「…えっと、この本は……右側か」
シンッーーと静まりかえる図書館に響くのは
俺の足音と、手に本を積む音、そして、本棚に戻す音だけ
コレが不思議と嫌だなとか全然思わねぇわけ
むしろ居心地がいい
元々騒がしいのは好きじゃないし
黙々とこうして作業をするのが性に合ってんだろうな
「お、このシリーズは確かあっちだったな…」
まとめて五冊を手にもつと目的の本棚へ向かう
足の踏み場がないから慎重に…大切な本を踏まないように
ゆっくり間を歩いて行ってたんだが………
「…ッと、…ッーーーーーあ゛っ!!」
コツンッとつま先が分厚い本に引っかかりバランスを崩した
床は本、手にも本、これは倒れたら洒落にならんくらい痛いやつ、それに本が破損するかしれないッ
スローモーションの様にゆっくり倒れていく………
やばいっ、あの本の角は痛いぞッ!!!
もう覚悟を決めるしかないッーーー
ギュッと目を瞑り痛さに備えていたら
どこからか…
「…ーーーッ!!」
聞き取れなかったけど小さな声が聞こえた…
その瞬間、フワッと何かに包まれる感触
それはゆっくりと俺の体を元の体勢に戻してくれて
俺は恐る恐る目を開けた…
「…コケてない……?」
どうやら誰かが魔法で助けてくれたらしい…
でも、誰が??ここに居るのは俺だけのはずなのに
本を抱えたまま辺りを見渡すと
やっぱり誰もいない…
「…おーい、誰かいんのか〜??」
思いきって声をかけるけど返事はない
「…んー??」
確かにあれは風魔法だったんだけどなぁ…
俺、魔法得意じゃないから使えねぇし
絶対誰かが助けてくれてんだけど……
「…あ、あのさ〜、さっきはありがとうな!こけずに済んだよ」
誰も居ない
けど、誰かが助けてくれたのは事実
目には見えないけど…
俺は図書館全体に響く声でお礼を伝えた
「…さて、続きするかなぁ〜……えっと、この本は…」
『ねぇ、ねぇ…なんであの人、魔法使わへんのー??』
『さぁ??なんでだろう』
『まぁ〜色々あんじゃね?得意不徳てきな??』
『ふう…危なかった、コケちゃう所だったね』
小さな光が天井付近をクルクルと舞う
その光は自分達にしか聞こえない声で会話を続けていた
『僕らがこんだけ荒らしたのに、この人全然怒ってないね』
『だなぁ〜、むしろ…喜んでじゃね?』
『変な人間やなぁ〜…ねぇ、ドズルさん』
『そうだねぇ、こんな人には初めて出会ったね』
天井の柱に並ぶ小さな光達、その光は徐々に落ち着いてきて
とても可愛らしい人型の姿がそこに現れた
『いつもやったらさ、「むきーー!!」って怒って困る人間達だったのに』
『そうだよなぁー、あの顔が面白くて俺たちもついついぐちゃぐちゃにしちゃうのになぁ〜〜なぁ、おんりー』
『そうだねぇ』
『まぁ、この人…どうもこういう作業が好きみたいだし、今回はハズレだったかなぁ〜ハハハッ』
『ちぇーーつまんねぇの〜、なぁ、おらふくん』
『ほんまや〜、MENの言う通り…つまらんなぁ〜』
小さな羽根と足をパタパタと動かして駄々をこねる
ピンクと水色の小さな子たち
そう、ここに居る彼らがあの悪戯好きのピクシー…なのだ
『あ、ほら…あの人、またコケそう…』
『え、またぁ?!あぶないなぁ〜あの人!!…えいっ!!』
フワッ…ーーーーー
まただ、また誰かが助けてくれた
やっぱり…周りは誰もいねぇ…
「でも、さっきは上から風が来たよな……まさか上の方になんかあんのか???」
視線を上に向けたら 小さな光がクルクルと回ってる
「ッ?!」
…ッーーー驚いた…あれは、ピクシーじゃねぇか…
実物を見るのは初めてだ
本や人伝で聞いたことはあったけど…まさか、この目で見れるとは
「……おーい!お前たちなのか、さっきから俺を助けてくれてるのは」
天井に向かって話しかけると
パッと消えた小さな光…
「あ!ちょっと、消えんなって!…あ、図書館をこんなにした事怒ってねぇから!!…むしろ、礼が言いたいんだ!!出てきてくれないか?!」
シーッン……
あちゃぁ…どっか行ったのか
助けてくれた礼をちゃんと言いたかったのにな…
天井から視線を下の方に戻すと俺の足元辺りをクルクルと回る小さな光達
「…っ?!?な、なんだ?!」
『キュキュ…キュヒュッ、ヒャヒャヒャッ』
『ププキャ…キュ、フィフィッ!!』
「ッーーん?!!!!」
『もう、2人とも…この人のわかる言葉で話してあげないと伝わらないよ??』
『そうだよー』
『…ッあ、そっか!!ほんまやね〜』
『しまったwつい』
小さな光だったモノは、俺の目の前でそれはそれは可愛らしい姿を現した
赤い羽根を持つ子、黄色い羽根、水色の羽根、ピンクの羽根…どの羽根もステンドグラスみたいにキラキラ光っていて凄く綺麗だった
「……な、なぁ、お前たち…ピクシーなのか??」
『そうだよ、僕たちは悪戯好きのピクシーさ』
赤い羽根を持つ子が胸を張ってエッヘン!と主張する
その横から黄色羽根を持った子が
『ここの結界魔法緩すぎ…僕らでも簡単に入れたよ?』
「マジ?!?」
…嘘だろ??…ここの片付けが終わったら校長に報告だな……
『なぁなぁ、自分名前なんて言うの〜教えて〜!!』
水色の羽根の子が俺の肩に止まって話しかけてくる
「名前?……俺の名前は、ぼんじゅうる…だよ」
『ぼん…じゅうる……うーーーん…長い!ぼんさんでええか!!』
「ぇええ…長い??」
名前が長いなんて初めて言われたぞ…
『ぼんさーん、ホントに怒ってないんっすか〜俺らこんな事してんのに〜』
ピンクの羽根を持つ子は、もう自然とぼんさん呼びしてるし…
やっぱりお前等だったのかココをめちゃくちゃにしたのは…
「…まぁ、…そこまで怒ってはねぇかなぁ〜」
『へ〜、ぼんさん優しいっすね〜』
クルクルと回るピクシー達は飛ぶのに疲れたのか
二人は頭の上、一人は肩、もう一人も反対側の肩と各々が好きな所に腰掛けた
『ねぇ、ぼんさん!』
「なによ?」
『なんで、ぼんさんは魔法使わへんの〜??』
「えー、魔法??」
『そうそう、魔法使えばこんなのすぐに終わるでしょ?』
「あーーーそうなんだけどねぇ」
『なんか理由でもあるんすか??』
「…あーーその、俺、魔法あんま得意じゃないんだよw」
そう言うとピクシー達は目をまんまるにして
『魔法が下手なの?!』と声を揃えて俺を見てきた
まぁ…下手…といえば、下手なんだよな
火魔法使うつもりが…水が出たり
風魔法使うつもりが…嵐が起きたり…
なんか、うまく行かねぇのよ…
この子達の言う魔法を使って片付ける…確かにその魔法は存在する
本で読んだことあるし実践もしたさ…
どうなったと思う??
まぁ〜見事に本はバラバラになって…すっげぇ叱られたんだよな
だから、俺はそれ以来魔法を使わず自分の力だけで物事を解決していくようになった…
「ま、そ~言うわけよ」
『へぇ〜…じゃぁ、ぼんさんはこの本ぜーーーんぶ、手作業で戻すんですね』
「そーいうことよ、ドズルくん」
赤い羽根を持つ子…名前はドズルと言うらしい、で、黄色がおんりー、水色がおらふくんピンクがおおはらMEN
(こいつは何故か名前が長いからMENって呼んでくれって言われた…)
『でも、ここ3000冊位本あるんだよ?ホントに手作業で戻すき?』
「なにー、おんりーちゃん心配してくれんの?」
『別に…そうじゃないけどさ…』
『なんか、ごめんな〜ぼんさん、僕らの悪戯のせいで』
「別に良いってことよおらふくん、おかげでどこに何があるか少しずつ分かってきたし」
『なぁ、ドズルさーん、俺たちも手伝いませんか〜…さすがに魔法使わないなんて想定外すぎるんで』
『そうだねぇ…ぼんさんだけじゃぁ…あと何年もかかるかもね!!』
「ちょっと、流石に俺も何年とはかけないつもりよ??…まぁ、でも…手伝ってくれんのは有りがてぇかもなぁ〜!!!」
ゴト…ゴト…と、本を仕舞っていく
そしたら、おんりーとおらふくんが2人で重たそうな本を届けてくれた
「ッ!!それ重いだろッ??大丈夫か??」
『へ、へぇ…き、やしぃいっ…ッグッ…こ、こんなんっ!!』
『だ、だい…じよぉおっ…ぶぅっ』
いや、絶対大丈夫じゃない!!
尋常じゃないくらい羽根が動いてんじゃんか!!!
「ほら!無理すんなって!!貸して俺が仕舞うから」
手を差し伸べて本を受け取る
そしたら案の定2人ともヘロヘロになってて
俺は2人を頭の上に乗せると受け取った本を本棚へと仕舞った
「無茶すんなって…てか、お前らは魔法使えばいいじゃん??」
『…なんか、それは、あかん気がして…なぁ、おんりー』
『…うん、ぼんさんが魔法使わないで片付けるなら…俺たちもって…ね?』
頭の上でボソボソと喋る2人
きっと、2人なりに反省してんだろうなぁ〜…なんて思って
他の2人…ドズルさんとMENに視線を向けると
『せいっ!!!』
『おりゃあっ!!!』
あっちはめっちゃ魔法使ってて
その光景思わず吹き出して声を上げて笑っちまった
『な、なに?!ぼんさん!!おもろいことでもあったんすか!!』
『えーなになにー!!』
『なんや、ぼんさん!!なんかおもろいことあったんか?』
『楽しいことは共有してよね!!』
「ッハハハ!!いや、なんでも…アッハハッ!!!なんでも、ねぇよwww」
『えーーーなんか一人だけ笑ってるのずるいですよー!!』
『そうだ!そうだー!楽しは共有しろーー!!』
『ほんまやー!!』
『ぼんさーん!!何隠してんっすかー!』
「ッハハハ!!ヒーーーッおもろっ…秘密、ひみつだよ〜www…さ、本の片付けが一段落したら、おやつにでもするか〜」
『『『『おやつッ!!』』』』
「お前ら、甘いもん好きだろ?…俺のとっておきの!!おやつがあるから一緒に食おうなッ」
そう言うと4人は散り散りなって本を片付け始めた
『ぼんさん!この本はこっち!』
『ぼんさん!!これはここだね!!』
『ぼんさーん、後どのくらいでおやつ休みっすかー!!!』
『MEN!始めたばっかりじゃん!!』
「はははっ、ほら、がんばれー!」
静かに一人で過ごすのも良いけど
たまにはこんな賑やか図書館でもいいか……なんてな…
「よぉ〜し、おやつにするぞ〜!!!」
『『『『やったぁーーー!!』』』』
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おしまい
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コメント
4件
最近浮上してなくて久しぶりに読ませて頂きました!やっぱり書き方が神ってますね✨️🍌⛄️が本を運ぼうとしているのと🦍🐷が魔法ガンガンに使ってるの超可愛いです!

🍆さんもメンバーも楽しくお片付けをする。楽しみだねおやつ。