婚約者
作・宇津見 源次郎(仮)
宮島透は婚約者についてどうこう
言いあっていた。
その言い合っていたのが、ライバル
であり、仲間の富浦洋楽だ。
洋楽は婚約者にはどうこう言わないくせに
透をライバル視している。
そんな透だが、洋楽については
飲みにいく仲間。
透はよく奢っていた。
透は毎日、洋楽の為に貢いでいて
洋楽は透にお金を一銭も返さない。
怒った透は既に還暦を迎え87歳
洋楽は84歳。後輩にしては
結構頭がいい。思ったほど物理に詳しく
時にはノーベル物理学賞を貰うほど
頭がよかった。だが、一線を越え
透はノーベル物理学賞は勿論、
ノーベル文学賞、ノーベル平和賞など
数々の多彩で温厚な性格だった。
洋楽はその間反対。ノーベル賞は
物理学賞のみで故知とら、ノーベル賞を
3つは持っている。真面目な話、
よく、奢っていたのだとしたならば
お金は返すはずだ。何故返さないのか
透はおかしく思う。物理発表後、
お金を返せと怒鳴ったが結論として
お金は持っていない。
奴隷が持っている。
奴隷?誰だそいつ。
奴隷って誰だろう。分からなくなった。
そうだろう?奴隷なんてこいつには
合わない性格たったのだろ。
何故こいつは温厚でもなくプンプンと
怒る性格であったりするはずが
さっきも奴隷や怒鳴らないなど
前思っていた性格とは又々反対である。
よく考えれば奴隷と言ったら
会社の社長と仲がよく、社長が
奴隷の可能性も低くないようだ。
さて、家に着いていって眠りにつく頃
家に侵入すると、社長のネクタイが
落ちてあった。予想通り。
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