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時は荒れて行く

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時は荒れて行く

42 - あの場所1

♥

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2023年12月05日

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「こんにちわぼんさん」

そこには寿命がぴったり1となったおんりーチャンが居た

元の寿命が約2日前ってのにどれくらい減ったのかがわからない

「来てくれたんですね」

おんりーチャンは表情を一切変えず、ずっと微笑んだ表情のままだった

「当たり前でしょ!おんりーチャンは俺の大切な恋bッ」

「生徒だからですか?」

「え、?」

「ぼん先生にとって、俺は“ただの”大切な生徒だからですか?」

「どういうこと?」

「もう…恋人ごっこはやめましょう?本当は俺のことなんか好きなんかじゃないんですよね?」

「は、…?え?」

さっきからおんりーチャンの言っていることが理解できなかった

「ぼん先生は自分の生徒が死なないように好きとか言って恋人になったんですよね?」

おんりーチャンの言葉よりも、俺の頭のなかは誤解だという言葉でいっぱいだった

俺のおんりーチャンへの好きは伝わないほどの気持ちだったことになる

「ぼん先生…自分は違います。ほんっとに心からぼん先生のことが好きです」

おんりーチャンから目と向かって好きと言われたのは初めてかもしれない

そっか…初めから両想いだったんだ

「ぼん先生この数字は嘘だってこと証明しますよ」

おんりーチャンはそう言いながら自分の頭の上の数字を指した

「なに、する…気?」

おんりーチャンが手すりを飛び越えようとした瞬間俺は走っていた。おんりーチャンが企んでいたことはもうここに来たときからわかっていた

そして、ニコッと笑って落ちたおんりーチャンの手を掴んだ

俺が手を離せばおんりーチャンは屋上から落ちる

それでも、おんりーチャンは俺の手を握り返してはくれなかった

だけど、おんりーチャンの体重なら持ち上げられそうだそう思ったとき

「________________っえ、…」

瞬きもしないうちにおんりーチャンは真っ赤な水溜まりを作って地面に倒れていた

体が理解できなく、固まっていたが頭は理解できていた

おんりーチャンは時間を止めて、自ら手を離させたんだ

そして、落ちた……

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