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俺には秘密がある
それは”俺”とは違う俺がいる
まぁ、もう1つの人格があるってことやな
もう一人の俺は殺人鬼
俺の感情が怒りで支配された時に現れる
殺人鬼の俺と入れ替わってる時の記憶は全く無い
だから、気づいた時には周りに死体が転がってる事がよくある
…最近俺によく話しかけてくる
『あいつムカついたから殺そうや。血飛沫を派手に撒き散らしながら！…絶対綺麗やで』
前まではこんなに話しかけてくることは無かったのに
『そろそろ俺に身を委ねてみたらどうや？お前も苦しまないで済むで』
体の主導権を取ろうとすることも増えてきた
まぁ、無視するけどな
…だから、ショッピ君に頼んでおいた
“俺”が俺ではなくなったら、殺して欲しいと
俺の手でお前を殺したくないから
でも、もうこの心配をする必要は無くなる
…ショッピ君に言っていない秘密
もう、俺は長く生きられない
闇医者にこっそり診てもらったら、体の中にとんでもない爆弾抱えとったw
…もう、治ることはないと言われた
今までいっぱい人を殺した罰なんやろなぁ
だから俺の命が途絶えるまでに
ショッピ君を絶対に守る
ショッピ君が安心できる居場所を探す
それが、俺が最後に出来るショッピ君へと恩返し
こんな俺を救ってくれた
優しい優しい情報屋
コメント
2件
続き楽しみ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))
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