昼休み。
ガラッ
ユイナ「美樹ちゃ〜ん、りっこちゃ〜ん!!」
来たよ、テンション高いのが。
ちょっとさすがにそのテンションにはのれんわ今日。
『あ〜結奈ちゃん』
なんて、よっ👋と挨拶すると
ユイナ「あれ〜?美樹ちゃんなんか元気ない??大丈夫??」
なんて心配された。
え?まじ?見て分かる?
白布くんからたくさんパワー!もらったけど
ちょっとは不安なんだよね。
『いや〜…それがさ…』
私は今日下駄箱に入っていた紙のことを
結奈ちゃんに話した。
ユイナ「ええ〜!!酷〜い!!誰がそんな事するんだろうね!!」
『だよね』
りっこ「ねー」
やはりものすごい大きなリアクションですね、結奈ちゃん。
声が大きいから聞こえちゃうよ。
ユイナ「でも、白布くんモテるからよく思ってない人もたくさんいると思うよ」
?そうなの?
えってか、、結奈ちゃんも白布くんに告白しようと思ってなかった?
ユイナ「私は〜、白布くんの幸せを願ってるからそんなこと思わないけど!!」
『そうなんだ?』
ユイナ「そうだよ〜〜だって、美樹ちゃんとは友達になったし〜!!応援してる☆」
ガッツポーズをしてウインクをする結奈ちゃん。
おおん、圧…。
でも急に深刻な顔になった。
ユイナ「けど、、今日みたいな事が美樹ちゃんの身に起こると思うと、私…辛いよ」
半泣きのような顔だ。
ユイナ「ここは、その紙の言う事を聞いて、
別れた方がいいと私は思う…」
私もそう思った一瞬だけ。
だけど。
『あはは〜…でも別れないよ』
と私が言うと、結奈ちゃんは
え!?っと驚く。
ここ驚くところ??
ユイナ「えっ!?大丈夫なの!?今後また何かあるかもしれないんだよ!?別れた方が…」
私の両肩を持って凄い形相で言う。
私はびっくりして、
『ゆ…結奈ちゃん、、?』と引き気味で言った。
ほんとびっくりした…
なんなんだ…
ハッと我に返ったように結奈ちゃんはパッと私の肩から手を離し、
ユイナ「ごっ…ごめんね、美樹ちゃんの事心配でムキになっちゃった…」
えへへ…と結奈ちゃんは笑う。
まあ心配してくれる友達がいてくれるだけマシかぁ。心強いなぁ!!
『あはは、心配性なんだね、結奈ちゃんは!』
私もあははと笑う。
私たちが笑ってる中
りっこは、結奈ちゃんが密かに舌打ちをして、しかめっ面をしていた瞬間を見逃さなかった。
りっこ「(結奈ちゃん…裏あるなこりゃ)」
コメント
2件
ものすごく嫌なので 56してたい