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葬儀が行われた。
署の皆には俺の嫁としての
甲野雛子…
長谷田刑事が…「甲野さんに言うな犯人分かったらしい」
身内の小夜子の夫、山沢に優乃、美沙緒が横に並んで座った。
親友の平田理に晴美夫妻、
坂井雅恵さんが見えたし
加納光一が来てくれた。嫁はいるが妊娠中で出席を辞退した。
牧村氏に母の久美が昔に座り、
「久美お前…」
山沢が気づいた、
小夜子さん…
「お母さんでしょ私覚えるわよ」
あの時、入院させたのは叔父さんでしょ。
美沙緒も牧村夫妻の嫁と姉の小夜子を交互に見た。
お母さん~!
「警察関係の皆が…甲野お前…」
「戸籍謄本を観たら、叔父の牧村慧の子供だっただろ…」
母さん親父に入院してた時、甲野慧とあってたな…
それが俺達にバレるから産むのにも生活苦になるからって頼んだ。村野先生が担当だったけど佐田先生に変わったよな…
「甲野…お前」
「雛子との事件から外されたがおふくろ、雛子の事知りたかった!!」
「他人ならぶん殴るよな…」
山沢が止めに入った
実の母親…なの
「もう俺達の親じゃないから牧村さんおふくろ連れて帰れよ!二度と甲野の家に敷居またぐな!」
甲野裕介の親父の写真を見つめた小夜子、美沙緒が
通夜、告別式は身内だけになった。
優木部長が見えた…
辛かったな甲野…
大変失礼な事をしました…
義理の妹になるのか…
「関係あったの?兄さん…」
一度っきりだけだ…
「ねぇ兄さんマンションに引っ越したら」
美沙緒…
「家を手放したら良いお金になるんじゃないの笑っ」
「親父達の為に建てた家だ…」
優木さんにお茶をお持ちしました。
この子は?
私の娘ですよ。
「こんにちわ優乃と言います」
おじさまおじいちゃんに似てるね…
「この顔か?」
「若い頃ハンサムだった?」
「美沙緒失礼よ!」
「ごめんください笑っ」
はーい、玄関口に駆け寄った小夜子が
「どちら様でしょか?」
「ごめんなさいね私優木の家内ですがお線香を上げさせてください」
恵美…
挨拶した甲野さんこの度は御悔やみ申し上げます。
香典を仏壇に上げ、
線香、蝋燭を取り替えて、
お花を添えた…
「凄く綺麗なお花ありがとうございます笑っ」
「雛子さん喜んでますよ」
まだ若いお嫁さん…
美沙緒が
「優木部長奥様とお歳はどのくらい離れてます?」
15かな…
「ええ!」
16でしょあなた早く帰りますよ。
「奥様これをお持ちください」
何かしら…
「果物買ったの?」
私の実家から持たされました。
小夜子さんのご主人、
「山沢と言います」
「林檎、梨…」
「青森ですか?」
「秋田と青森の県境ですよ。爺さんがいます弟夫妻がいますから」
「ありがとうございます頂きますね」
じゃ甲野来週から勤務頼むよ未だまだ若いからな、
「わざわざありがとうございました」
「凄く立派な上司よね…」
「現役の時、怪物って言われたらしいな活躍したって聴かされたよ」
「新聞一面に話題になったわよ兄さん」
「加納光一のお父さんも現役時代にコンビ組んだってば!」
「それでか美沙緒が憧れの刑事だって試験勉強して突破したな笑っ」
「私もなりたい!」
「優乃、あなた刑事向かないって血を見るたびに気持ち悪いって泣いてたわよ笑っ」
「警察学校厳しいぞ笑っ」
……((´д`|||)