写真撮影スタジオも併設した建物内にあるレコーディングスタジオ──。
新曲の打ち合わせでグループ全員が呼ばれた。プロデューサーと作曲家とスタッフたちも集まっている。そこで新曲の配置を伝えられて、天音は怒りのあまり震えた。そして鎮めようと、身体に力を入れた。
「今回も期待しているからな。不動のセンター!」
プロデューサーがセンターの子に投げかけた言葉を聞いて、天音のこめかみに血管が浮かび上がった。
天音は周囲にバレないよう、必死で感情を整えて作曲家に視線を送った。彼は、目が合っても表情を変えない。
──新曲のセンターは天音のはずなのに。
休憩時間。彼がタバコを買いに行くために部屋を出たところで捕まえて、機材が置かれているだけの、誰も入ってこない部屋に連れ込んだ。
「どういうことですかぁ!?」
目を見開いて詰**********
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