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 爽太君は、仕事と仕事の合間の数時間の空き時間で私の家にきたらしい。事が終わると、すぐに次の仕事へ向かった。
 爽太君がいなくなると、ゆーりが退出して配信終了の表示が出ているノートパソコンの画面が、このリビングを背景にしたSELENとのビデオ通話に切り替わった。
『新しいお仕事、二つ決まったよ』
「どんな内容?」
『一つはカラコンや化粧品のプロデュースのお仕事。もう一つは秋から放送開始の深夜枠のラブコメドラマのお仕事』
「ドラマって……私は演技のレッスンはしたことないし、俳優なんてできないよ」
『それは制作陣もわかったうえでSELENに依頼しているのだから、心配しないで』
「でも……」
『瀬理奈はどちらも完璧にこなせる。私がそう判断した。私との約束、覚えている?』
「……うん」
 ドラマの仕事受けるこ*******

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