⋯⋯⋯絶対にお読み下さいm(_ _)m⋯⋯
・通報禁止
・嘔吐、過呼吸や痙攣などありです。
・菅原さんが脳震盪を起こします。
・誤字、脱字などはお許しを☆
・腐に見えるシーンあり⇩⇩⇩
〔菅日〕〔月日〕〔影日〕〔山日〕
・表現力、語彙力〔文才〕に関しては触れないでください。触れた瞬間爆発します(?)
・文章が長いです。(物語自体長いです)
※(あまり詳しい事は知らないので対処の仕方はあっているのか分かりません。どんな症状が出るのかもあんまり理解していない為間違っている可能性があります。ご注意下さい。)
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《主からお一言》
日向もちょっと苦しめてますのでご理解の程よろしくお願いしますm(_ _)m
途中から日向が多めです。スガさんのなのになんでだろう(笑)
私の推しԅ( ՞ټ՞ ԅ)グヘヘヘ
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《菅原孝支》
いつも通りの学校生活。今日は土曜日で誰もいない。俺は部室で着替え、体育館に向かいシューズを履く。バレー部は朝から早い。俺たち3年は後輩のため朝早く体育館の鍵を手に握りしめ寒い朝の廊下を渡る。当番制なのでそんなに心配しないけど。ネットをセットし、ボールをだす。チラッと時計を見ると針が六時を指していた。もうそろそろ来るな…。と思いながら1人で掃除を始める。ガラッ…。体育館のドアから1年生が入ってきた。それはもちろん影山と日向だ。
日向『おっ!スガさん!今日は早いんすね!!』
菅原『だろ〜?お前たちの為に早く来たんだべ!』
影山『あざっす!』
相変わらずうちの後輩は可愛い。
礼を言えるようになって感激だ…。大地たちはまだ来ない、時間的に田中とか西谷が来ると思う。それまでに時間はまだあるけど。
日向『影山ぁー!』
影山『なんだよ?』
日向『トス!あげてくれ!!』
影山『あぁ、』
後輩の微笑ましい光景を目の当たりにして俺は思わず微笑む。癒しだべ。だが、事件は起こった。大地や田中が来る前、日向が1人でトイレ怖いと言うのでついて行くことにした。怖いもんな、1人のトイレ。俺は平気だけど。。
日向『じゃあ、用を足してきます』
菅原『おう!』
トイレは1階には一つだけあるがあまり使われていないため色んなところがあちこち汚れたり剥がれたり。おかげに詰まりやすいトイレなんかもある。不気味だ。足元もあまり良くない。タイルが外れてたり穴が空いていたり、ホントに整備しろよと思う。ちょっとしたら日向がトイレから出てきた。日向が手を洗って手をハンカチで拭いてると思わずバランスを崩したのか、日向は前へ転けそうになる。ちょうどそこは尖っているものがあり、大変危険なところだ。俺は咄嗟に体が動き日向を庇うように包み込む。日向は「うっ…」と声を出すが、俺はそれどころじゃない。日向を庇ったせいか頭から強く打ち付け幸いにも尖った場所には当たらなかった。
菅原『ひな、た…だいじょうぶ?』
日向『は、、ぃ』
あまりの衝撃で震える日向。俺は怪我してない?と声をかける。すると_
日向『大丈夫なんですけど…』
菅原『?』
日向『スガさん…頭から打ちましたよね…ッ』
そういえばそうだな。でも痛みはひいたし、そんなに心配しなくて大丈夫。
菅原『大丈夫だべ、』
日向『もし、スガさんに何かあったら…俺ッ』
菅原『大丈夫!』
いつものように笑う。でもホントに大丈夫なのだ。なにもないし、痛いのはまだ多少はあるが、他は何も無い。
菅原『ま、とりあえず体育館に戻るぞ』
日向『は、はい…』
体育館に戻ると大地たちも来ていた。みんなが集まって今は自主練なんだそうだ。
澤村『スガ、遅かったけど何かあったのか?』
菅原『あ、いや、日向とトイレ行ってただけ』
澤村『そうか』
澤村『今は自主練だ、個人の好きなように練習しろと言った、スガもやりたいやつ練習しろよ』
菅原『おう!』
そしてまたニコッと笑う。
自主練、なんの練習をしようか。やっぱサーブかな?サーブの練習しよ〜。
数十分後、なんか体に違和感がにきた。なんか気持ち悪い、頭がグルグルと回る。フラフラと体を揺らし、そのまま俺は倒れた。周りのみんなはびっくりし、周りに集まってくる。
日向『ス、スガさんッ!!』
澤村『おい、どうした?!』
菅原『はぅ…ヒュ…』
なんか思ったように動けない。喋れない。視点がグルグルと回る。やばい…気持ち悪い。
田中『スガさん!』
菅原『ゔ…ッ…ゴプッ…うぇ”ッ…』
澤村『!?』
気持ち悪さに思わず吐いてしまった。でもまだ吐き気はおさまらない。どんどん悪化していくだけ。
菅原『はッ…ケホッ…おぇぇ”ッ』
東峰『とりあえず俺は先生呼んでくる!』
澤村『おう!』
澤村『縁下!1年と2年を部室にッ!』
縁下『あ、はい!』
日向『……』
みんなが焦っている中、日向だけ1人俯いていた。縁下に引っ張られ部室に行く。
澤村『スガ、聞こえるか?聞こえるなら手を握ってくれ』
菅原『はッ…ッケホッ…おぇ”ぇ”ッケホッ』
澤村『ッ…』
菅原『ハフッ…ッケホッハァッ…ヒュッケホッ』
澤村『!…ゆっくり呼吸しろよー』
菅原『ハァッハァッ…ヒュヒュッー…ケホッ』
過呼吸、、息がしずらい。死にそう。
やばい、なんか意識がッ…。
重たい瞼を下ろす。
澤村『スガッ!?』
菅原『ハァッ…ケホッハァッ…ハァッ』
(((ガタガタ
何故か腕が震える。全身が震える。体が言うこと聞いてくれない。
澤村『!…痙攣か?』
菅原(((ガタガタッ
菅原『ハァッ…あッ…』
今までに体験したことのない恐怖。このまま自分は死んじゃうのでは無いかと思う。そして、ついに先生たちが来た。
武田『菅原くん ッ!』
菅原『ハァッハァッ…ケホッハァッヒュッー…』
まだ体が震える。
武田『…もしかしたら。』
と言いながら俺の目を開ける。
左右へと行き来する自分の目。先生はそれを見て一言呟いた。
武田『…脳震盪です』
澤村『はぁ?!』
それを聞いて大地は驚きを隠せなかった。いつ、どこで頭を打ったのだといろいろと思い出す。もちろん、俺は知っている。多分日向を助けた時なのだろう。
菅原『ッ…ケホッハァッ…ぁッ』
武田『大丈夫ですよ、でも、念の為救急車呼びますね』
澤村『!お願いしますッ!』
東峰『スガ、、』
澤村『旭、ここでスガの様子見ててくれ、ちょっと部室の方を見てくる。』
東峰『あ、おう…了解』
早足で部室に向かう澤村。
ドアノブを手に取ろうとした瞬間_
と叫び声が聞こえてきた。思わずドアを思いっきり開けるとそこには泣いている日向の姿と2年生達が日向を抑えている姿。他の1年は状況を掴めずキョトンとしている。驚いているのだろう。澤村は何があったのか縁下に聞いた。その話が菅原の脳震盪の理由に繋がるのであった…。
数十分前。
1年と2年は部室に移動し、スガさんの無事を祈ることだけをしていた。その中には1人だけずっと俯いたままの日向がいた。みんなは黙ってる。あまりの衝撃に固まっている人もいる。するとある1人が喋り出す。
縁下『なぁ、俺あの様子だと熱とかそういうのじゃない気がするんだけどさ、』
日向『ッッ…』
それを聞いたみんなは「言われてみれば」と呟く。日向は言葉がつまり、あの事を話せない。話そうと思っても自分のせいでスガさんや皆に迷惑をかけていると思い、自分の思いを話せないまま2分ぐらいが経過した。だが、影山の言葉により俺は話すこととなった。
影山『なぁ、日向、、』
日向『…ん?』
影山『お前さ、朝菅原さんとトイレ行ったよな?』
日向『…うん…』
影山『その時なんかなかったのか?』
日向『ッ…』
月島『その様子じゃ、何かあったみたいだね』
山口『誰もなにも言わないから話して?』
日向『…』
日向は静かに小さく頷く。
日向『あの、ね…ッ』
説明する本人は自分のせいだと思い、声が震えている。手も震えて、顔も青ざめていく。
日向『___って…ことなッ…で…』
縁下『ん、わかったから、、』
日向『俺がッ!…俺が悪いんですッ!!!!!』
と言い暴れる日向。
日向『俺がッ!俺が悪いんだッ!!!!!』
田中『おいっ!落ち着けって!』
抑える田中さん。
暴れる日向の力は強く、2年生が抑えてやっとだ。まだ叫び続ける日向。するとドアがいきよいよく開くとそこには我らが主将の澤村大地がいた。
縁下『__てことです。』
澤村『そうか、分かった』
日向『大地さッ!俺がっ、スガさんをッ!!!!!』
澤村『日向、1回落ち着け、、』
日向『うぅ…ヒッグッ』(((泣
思わず泣き出す日向。
澤村『大丈夫だから、落ち着けよ…』
と背中をさそる。呼吸がだいぶ安定したところ、澤村は日向に問いかける。
澤村『日向のせいじゃないからな、』
日向『でもっ、あの時俺が転けたからッ!』
澤村『違うぞ、スガは日向の事を後輩を守りたくて行動したことだ。誰も日向を攻めないよ、もちろんスガも。』
日向『うぅ…ヒッグッグスッ』
日向 (((ビクッ
西谷『え?救急車?!』
田中『ガチかよ?!』
日向『やだァ”ァ”ァ”ッ!!!!!』
また叫び出す日向。澤村は大丈夫と声をかける。
澤村『お前ら、安心しろ念の為の救急車だ。』
山口『念の為って、一体スガさんは何を起こしたんですかッ?』
澤村『頭を打って脳震盪…』
月島『脳震盪って、、』
縁下『大丈夫なんだろうな?』
澤村『…吐いて、過呼吸になり痙攣もあった。』
月島『え?ちょっと待て、それって大丈夫なんですか?』
澤村『分からん。けどスガを信じるしかない。』
日向『ごめんなさッ…ヒッグッ』(((泣
また震え始める日向。口からはずっと「ごめんなさい」を繰り返す。澤村は日向を落ち着かせるため向き合い抱っこをした。赤ちゃんをあやすように日向をあやす。すると日向は泣きすぎて疲れたのか赤ん坊のように寝始めた。スースーと寝息を立てて…。
田中『寝ました?』
澤村『あぁ』
西谷『それより、スガさんのところにッ』
澤村『月島、山口、影山』
月/山/影『はい』
澤村『日向の事頼むぞ、』
影山『はい』
山口『分かってます。』
月島『…コクリ』
体育館に向かうと医療者たちがスガの様子を見ている。やはり脳震盪だそうだ。頭をあまり動かさぬよう固定し、他に害はないか調べるため救急車に運ばれて行った。西谷と田中はもう一度部室に戻り着替えを済ませ日向達と一緒にいる。澤村と武田先生だけ救急車に乗り込み、旭は他の部員の面倒を見ることになった。
日向『スースース-…』
影山 (((ナデナデ
寝ている日向の頭を撫でる影山。
向き合い抱っこをしているのは月島。
山口は日向が起きた時の為の準備。
先輩たちは黙って澤村の連絡を待つ。
誰も日向を攻めてはいない。逆に後輩を守ったのだからスガは凄いと思う。結局これは誰も悪くないんだ。
(((ピロンッ(着信音)
縁下『!来たぞ!』
(((ザッ
2年と東峰が縁下の携帯を覗き込む。
✂ーーーーーーーーーーーーーーーー
西谷『ホントだぜ』 縁下『じゃあ、体育館のネット片付けて終わるぞ〜』 東峰『1年はそのまま日向の傍にいてやってくれ』 影山『あ、うっす』 月島『…』 山口『はい』 月島『!…起きた?』 日向『ちゅきちま…』 月島『!?』 日向『ごめ、んなちゃ…』 影山『日向、言ってるだろ?誰もお前を攻めないって、それで嫌ってたら俺たちここに居ねぇし、、』 日向『…ぅう…』
澤村《スガは無事だ。命の別状はない。ただ1週間ぐらい入院だ。お前らは着替えて先に家に帰ってくれ。病院はまた明日教える。》
《了解です。》 縁下
✂ーーーーーーーーーーーーーーーー
田中『ホッ…良かったぁ~』
先輩たちが体育館へと戻る。日向はまだ寝ている。月島も眠たいようだ。日向の子供体温のせいだろうか、ぬくぬくとしていて暖かいのとプラス、日向の頭はモフモフだ。それに癒されているのかもしれない。山口は部室の掃除を始めた。日向が暴れだしちょっと散らかってしまっていたからだ。別に何か壊れたとかじゃないし大丈夫だろう。影山はずっと日向の頭を撫でている。触り心地が良いのだろう。すると日向が目をゆっくりと開けた。
日向『…ぅ…』
何かおかしい。日向が滑舌が緩くなっているのと涙脆くなっている事だ。もしかしたら甘える時はこうなのかもしれない。月島も思わずハグしてるし…。日向はまたボロボロと泣き出す。月島は嫌がる素振りも見せずずっと抱きしめてる。影山は相変わらずずっと日向の頭を撫でている。山口は日向の傍に行き、泣き止むのをそっと待つ。
《翌日》
みんなが体育館に集まり、緊張の糸を垂らす。澤村さんはまだ来ていない。日向は昨日から月島にベッタリしている。月島も嫌ではないと言い、日向と一緒にいる。
(((ガラッ
来た。澤村さんが来たのだ。みんなは澤村の前に集まり話を聞く。
澤村『スガは昨日言った通り無事だ。心配するな、でもまだちょっと吐き気はあるみたいだが、大丈夫だそうだ。見舞いも好きな時に行っていいらしい。』
西谷『!毎日行くぜ!!』
田中『だよな!ノヤっさん!!』
澤村『別にいいが騒ぐなよ』
田/西『う、うっす』
澤村『で、病院なんだがこっから近くてな徒歩でも行けるくらいだ。』
東峰『それならいつでも行けるね』
澤村『あぁ』
澤村『今日、部活帰りに会いに行くぞ』
田中『しゃっー!』
澤村『道も教えないとな』
西谷『すがさぁ〜ん!!あいてぇッす!!』
澤村『そして、日向。大丈夫か?』
日向『……』(((ギュッ
月島の服を掴む。月島はそれに気づき日向に問う。
月島『…どうしたの?』
日向『…ぁ……』
月島『?』
日向『……うぅ…』(((泣
また泣き出す日向。昨日あんだけたくさん泣いたのにまたボロボロと涙が零れる。
澤村『どうした?何か心配なのか?』
日向『うぅヒッグッ…グスッ』
2年の先輩はこちらを見ている。
まるで泣いてる赤ん坊を見るような目だった。別に睨んでなどはいなかった。ただ、どうして泣いているのかが不思議に思っていた。
山口『すみません、澤村さん…なんか昨日から涙脆くって、、』
澤村『そうなのか?』
日向『ヒッグッ…グスッ』
西谷『それより、なんで日向そんなに月島にベッタリなんだ?』
影山『昨日向き合い抱っこしてたのが月島だったので、多分抱き心地がいいんだ思います。』
西谷『へえ〜、月島は嫌じゃないのか?』
月島『俺は別に…』
田中『珍しい!』
月島『……』
月島は嫌な顔をする。
澤村『まぁ、日向は大丈夫そうだと思うけど、無理になったら、月島でも誰でもいいから言うんだぞ』
日向『……コク』
日向は小さく頷く。
澤村『ん、じゃあ、日曜の練習メニューしっかり見とけよ〜』
「「「「うーっす!」」」」
《病院》菅原
安静にしといてくださいと言われても高校生なんだから走り回りたい。バレーしたい。暇。後輩に会いたい。特に日向ね、自分のことせめて無いといいけど…。
(((ピロンッ(着信音)
菅原『ん?…』
着信音が鳴った。携帯を確認すると澤村からLINEが来ていた。
澤村大地ーーーーーーーーーー
今日みんなで昼頃からそっちに向かう。
ーーーーーーーーーーーーーー
菅原『マジで?!』
嬉しさのあまりに大声を出してしまった。そのせいで看護師さんに怒られる。
お昼頃、そろそろ大地たちが来る時間だろう。飯はここに準備してるって言ったし、、あとはみんなが来るのを待つだけ。
(((ガラッ
噂をすれば。笑
澤村『スガ〜、今平気か?』
菅原『おう!』
田中『すがさぁ〜ん!』
菅原『おっ!お前ら〜元気か〜?』
西谷『元気ッスよ!!』
東峰『スガは?』
菅原『俺も今は体調平気〜!』
縁下『とりあえず安心だな』
菅原『ごめんなぁ〜、心配かけちゃって!笑』
菅原『?』
澤村『あ、多分日向だ。』
澤村『昨日から自分のせいだって思ってるらしくて、』
菅原『そっか、、ヨイショ』
俺は日向に会いに行くためベットから降りる。
田中『スガさん!?』
菅原『……』
(((ガラッ
ドアを開けるとそこには泣きじゃくりながら月島にへばりついている日向の姿を見つけた。
日向『ぁ…ッ…ごめなさっ(((』
(((ナデナデ
日向『ッ!?』
俺は日向の頭を撫でた。
撫でられたことに驚いたのか泣くのをやめただこちらを見ている。
菅原『日向、』
日向『ん…ッ』
菅原『やっぱり日向はめんこいべ〜!』
日向『…へ?』
月島『……』
山口『スガさん、ベットから降りて大丈夫なんですか?!』
菅原『大丈夫大丈夫!』
影山『それなら良かったです。』
菅原『ふふんっ!』
キョトンとしている日向。
日向の目からはウルウルと涙が込み上げてくる。今にも泣きそうな顔だ。
菅原『どうした?』
俺はそれに対して優しく日向に話しかける。
日向『スガさっッ…グスッ』
菅原『おう、まず落ち着けよ(笑)』
日向『ヒッグッ…グスッ』
月島『あのー、』
菅原『ん?』
月島『ここじゃあちょっと邪魔なんで、病室に行きましょ…』
菅原『あ、あぁ、そうだな!』
後輩に当たり前のこと言われちゃった…。
恥ずっ…。
《菅原の病室》
澤村『大丈夫か?』
菅原『おう!』
日向『んぅっ…』
日向はまだ月島に引っ付いたまま。スガさんはベットに上がり座る。そして、日向の方を見ながら優しく話しかける。
菅原『ひなたぁ…』
日向『!…うぅ』
菅原『お前は何も悪くないぞ!』
日向『でも~ッ…』
菅原『俺が今怒ってるとしたら自分のせいだと思ってる日向に怒るよ』
日向『ッ!…スガさッ』
菅原 (((ニコッ
菅原が笑った瞬間、安心したのか日向が菅原に抱きつく。
日向『うぅッ…(((泣』
菅原『ふふっ…』(((ナデナデ
胸の中で泣く日向を優しく優しく撫でてあげる。その姿に周りのみんなは同じ事を思うのだ。
その微笑ましい光景に澤村も思わずニコリと笑う。影山も、月島も、西谷も田中さんも。一気に病室が暖かくなる。
(((ガラッ
扉が突然開き武田先生が出てくる。
武田『うわっ!』
澤村『武田先生…』
武田『あ、もしかして…タイミング悪かった?』
田中『…タケちゃん…』
武田『えっ、あ!すみませぇぇぇぇん!!』
思わず武田先生が特大音量で謝る。
また看護師さんに怒られるはめになった。
数週間後。
もう俺は普通の生活に戻り、今も仲間たちと全国に行くため厳しい練習をする。日向もいつも通りになり、影山にトスを求める姿もいつの間にか慣れてしまっている。こんなにも仲間がいることに嬉しいと感じたことは今までの中で、1番なのかもしれない。
NEXT ⇒〔及川徹〕鼻血
コメント
20件
つっきーに日向が甘えるのもっとみたいー!
最高すぎます! 日向可愛い(♥ó㉨ò)ノ
めんこいべ?