コメント
7件
グ『コネシマ…』
コ『俺は…狂った犬だ。』
グ『ッッくそ…くそ…』
ト『失礼します』
グ『嗚呼、』
ト『グルッペン、シッマの情報、ある程度探してきたで。』
グ『ありがたい、読み上げてくれるか』
ト『御意、ネーム、紅い狂犬。様々なパーティに参加しているが、いずれも犬の仮面をつけて参加している。話しているところは見たことがない。時間がたつとフラッと何処かへ消えてしまう。戦場での強さは頭ひとつ抜けていて、奇妙なものを使う。”戦場の支配者”とも呼ばれているそうや』
グ『奇妙なもの…宝石の能力か?』
ト『おそらく…な、』
グ『…コネシマは、紅い狂犬じゃない。空の様な、透き通る、爽やかな水の狂犬だ。血のような、残酷な紅い狂犬であってたまるか。』
ト『アイツに紅は、似合わへんなあ』
グ『赤はトントンだな。』
ト『せや、アイツには水色が似合いやで』
グ『……』
コ『近づくな、下郎…。』
グ『また、コネシマの笑顔を見ることは出来るのだろうか、』
ト『!…フッ、総統がそんなんでどうするん』
グ『…!』
ト『いつものように、無茶な命令しろや。俺たちは一生、アンタについてくで。グルッペン、』
グ『…私らしくなかったな…』ニヤッ
ト『シッマのことや、きっと、笑うてくれる』
グ『…そうだな、』
ト『もうあの頃みたいに、お前は一人やないしな、』
グ『……そうだな、』
ト『やから…泣くんやない。笑え、”笑えなくなった”、シッマの分まで、シッマがまた、笑える日まで、』
グ『…ありがとう、トントン、私の…1番の…ーー
ト『あ?なんやって⁇』
グ『…私の1番の理解者と言ったんだ』
ト『そりゃドーモ、…ほな、いっちょシッマ、取り戻しますかね〜…』
グ『聞きたいことが山ほどある』
ト『取り敢えず戻ったら一発殴る。』
グ『賛成だ、』
狂『…こねしま……』
あの声…
『言いたいことは沢山あるが、帰るゾ、コネシマ、』
どっかで…
スッ…
狂『‼︎主人、』
主『お前は何も考えなくて良い。』
狂『…』
主『返事は?』
狂『…はい。』