私の恋が終わるまで。

小説家になりたい私の実体験を交えた恋愛小説。

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第1話.貴方の姿

「――あ 、」

聞き慣れた声が耳に入り、廊下を見るとそこには私の好きな人。

特に何も考えずに眺めていると、あの人の目線がこちらに向く。

ずっと見ていたのがバレないようにバッと逸らす。

こんな時、可愛く微笑む勇気があったら私の恋も上手くいくんだろうか。

なんてことをぼーっと考えながらも、私の目はまだあの人の姿を追いかけていた。

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