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らーゆダヨ🍜
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ハイキューらぶ💞
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『無気力組、共同生活中。』①――合宿当日の朝
朝。
いつもなら一番最後まで布団から出てこない6人が、今日は妙に静かだった。
「……ん」
最初に目を覚ました研磨が、ゆっくり身体を起こす。
「……まだちょっと変」
隣を見ると、角名も目を覚ましていた。
「……おはよ」
「おはよ。大丈夫?」
「んー……昨日よりはマシ。でも立ったらヤバそう」
研磨は小さく頷いた。
「僕も」
その頃、リビングでは赤葦が朝食の準備をしていた。
「おはようございます」
白布も起きてくる。
「おはよ。みんなは?」
「まだ寝てます」
「そっか」
白布がキッチンに向かおうとした、そのとき。
「……おはよ」
月島が部屋から出てきた。
けれど――
いつものように眼鏡を直す余裕もなく、壁に手をついている。
「月島?」
赤葦がすぐに気づく。
「……大丈夫です」
「本当に?」
「……」
月島が答えようとした瞬間、身体がぐらっと揺れた。
「月島!」
赤葦がすぐに腕を支える。
「……っ、すみません」
「謝らなくていいよ。座ろう」
白布も駆け寄る。
「昨日より悪い?」
「……たぶん」
白布が月島をソファまで連れていく。
「今日は絶対無理するな」
「……はい」
そこへ国見が眠そうな顔で出てきた。
「……朝?」
「国見、座って」
「え?」
国見が一歩歩いた瞬間――
「……あ」
足元がふらつく。
白布がすぐに支えた。
「ほら。やっぱり」
「……立てると思ったんだけど」
「思っても無理なものは無理」
国見は大人しくソファに座る。
「……今日、合宿なのに」
赤葦が少し困ったように笑う。
「合宿より体調のほうが大事ですよ」
「……うん」
そのとき、廊下から声がした。
「……赤葦」
研磨だった。
「どうした?」
「ちょっと……来て」
赤葦がすぐに向かう。
研磨は壁に手をついていた。
「立ったら、思ったよりフラフラする」
「座ろう」
赤葦が肩を貸す。
「ありがとう……」
後ろから角名もゆっくり歩いてくる。
「俺も……なんか変」
「角名も座って」
「はーい……」
6人のうち、まともに動けるのは赤葦だけ。
……と思ったら。
白布が立ち上がった。
「朝飯、俺が――」
「白布」
赤葦が呼び止める。
「……何?」
「白布も顔色よくない」
「え?」
白布が自分の頬に触れる。
「……別に」
そう言った直後。
身体がふらついた。
「……っ」
赤葦が支える。
「ほら」
「……」
白布は少し黙ってから、諦めたようにソファへ座った。
「……俺もダメか」
「今日は全員休みましょう」
赤葦が6人を見回す。
国見、白布、月島はほとんど動けない。
研磨と角名もフラフラ。
そして赤葦だけが動ける状態だった。
「……合宿、どうする?」
国見が小さく聞く。
赤葦は少し考えてから答えた。
「まず先生に連絡します」
「……うん」
誰も反対しなかった。
今日は、6人で無理をする日じゃない。
赤葦はスマホを取り出し、合宿先へ連絡を始めた。
その横で、白布が小さく呟く。
「……昨日、もっと早く寝ればよかったな」
月島がソファから答える。
「それ、今言っても遅いでしょ」
「……それもそうだな」
研磨が少し笑う。
「……月島、元気になったら口悪くなった」
「元気じゃないけど」
「ふふ」
角名も小さく笑った。
ほんの少しだけ、空気が明るくなる。
赤葦はそんな5人を見て、ほっと息をついた。
「大丈夫。今日はちゃんと休もう」
――合宿は、6人が元気になってからでいい。
そうして、合宿当日の朝は始まった。
コメント
1件
ああ、もう朝からみんなフラフラで……大丈夫かなって心配になったけど、赤葦の「ちゃんと休もう」の一言でじんわり来たよ。無理するより休む選択を「みんなで」するのが、この6人らしくて好きだな。白布が「昨日もっと早く寝ればよかった」って呟いたところ、笑っちゃった。合宿は元気になってからでいいよね。