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長瀬蒼と彰

洗濯物を片付けて、

ベランダのポールを下ろした。

向かいに引っ越し作業をしてた2人の職員、

おい!ガラスを慎重に扱えよ!

降りてこない男が無口で頭を下げてた。

「何か言えよ!」

「すみません。このケースいただきます」

「はいすみません磯村さん…」

「恵~!」

「夏帆が呼んでるぞ!」

「はーい待ってよ今行くわよ!」


恵?…私は立ち上がり向かいの奥さんの横顔を見たがはっきり見えなかった。

痩せてスタイルが良かった彼女

磯村って聞こえてた…


「主人が引っ越しか?麻季」

「そうらしいわね」

「新山さん!こっち持ってもらえるか」

はーい

もう一人の男性が助手席から降りてきた

軍手を履き、帽子を直してた。

「おい!お前退けよ!降りてこんかよ!」

…ハァ

ストン!

ガラスが外れた!

落ちたガラスの破片が飛んだ。

「お前何してるんだ!」

顔に破片が飛んだのか!

村岡さんに飛び散った。

あなた何事よ!

「え?大事な記念の…」

磯村さんって方が出てきた。

ああぁ…恵…お母さんから頂いた陶器入れのケースだろ…

「「すみませんでしたこちらから弁償いたします!」」

帽子をとり頭を下げてた。

こら~山沢お前もだ!

「もう良いわよ弁償してもらうって言ってもなかなかないガラスよ」

ママ?…

夏帆きたの、部屋の中配置出来たの?…

中学生らしい少女、

あの子の顔を見たら中条恵に似てた。

痩せたやつれた顔になった恵。

私達より老けてみた…

麻季あまりジロジロ見るなよ煙草買いに行ってくる。

ついでにミルクお願いできる?

良いよ。

自転車に跨がり、

お父さん~笑っ

未希何か欲しいのか!

アイス買ってきて~

OK!

今夜何するかな…

冷蔵庫を開けてみた。

フリーザも開けた。

閉めた。

親子丼に決めた。


ただいま~

ホイミルクとアイス

また未希に頼まれたの?…

「あなた煙草吸いすぎよ…」

「一週間で二箱だけだよ…」

「そうかしらねぇ笑っ


チャイムがなった。

はーいあなた出てよ!

どちら様ですか。

「こんにちわ磯村と言います。引っ越ししたばかりですみません」

聞こえてた私も出た。

「これつまらない物ですが…」

「それはご丁寧にありがとうございます」

麻季…

島崎さんですよね?…

麻季さんって?

私達夫婦ですが、

え?…奥さん若いな

…もしかしたら斎藤麻季さん?…

「そうです」

私は口を慎んでたら

「中条恵さんですか?」

「そうですよ笑っ!お久しぶりですねぇ」

恵と知り合いか?…

「学生時代の同級生よあなた笑っ」

私はこの時だけ親しくしてなかったがあまりにも極端過ぎる彼女を見つめてた。

青紫色のカーテン

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