桃side
「赤、起きろよ、、、。」
永遠に眠りから目覚めない赤に少々の苛立ちを覚える。
「…俺ね。」
赤の手を握って控えめに声を出した。
「俺ね、次男だから、紫ーくんのことちゃんと見ないといけなかったし、弟たちだって世話する必要があったんだ。」
「長男は、仕事で忙しかったり、いろんなことで抱え込んだりするし、青は部屋の隅で泣いてるし、。
でも、 どうしてそうなったのか俺は知らない」
自然と苦い笑いがこぼれる
「橙は闇落ちして、黄はリスカするまでに病んでた。でも、何が嫌だったのか、具体的には分からない。」
なぁ、、
「赤は、?」
「赤はどうなんだよ?」
「赤は、何が嫌いで、何が好きで、何が楽しくて、何が悲しいの?」
「知らなくてごめんな。」
「知ろうとしなくてごめんなっ?」
「なぁ、起きろよ。起きて、謝らせてよ。」
「赤のこともっと話してよ。」
桃「……じゃあな。」
しんと静まっている病室に声をかけ、そっと家に帰った。
桃はまた気が付けなかった。
数日前から、赤の腕に、日に日に赤い線が増えているということを
ー作者からー
うん…コメントうれしい、、、、(o^―^o)ニコ
て、天からの恵み…
ってか、10月28日、今日俺は誕生日なのだっ
祝って?°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
はい、すいません。
次回♡5~
コメント
9件
遅くなりすみません!おめでとうございます🎉
遅れたけど、おめでとうございます!
誕生日おめでとうございます!! ほんと大好きっす