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おとうさん、お かあさん、やめてよ
_「アリス、、!」
アリス「はッ、、」
嫌な夢だった。なんの記憶だ?俺には父も母も居ないはず、、
そんなことを、呼吸を荒くして考える
カーザ「アリス、大丈夫、?」
アリス「ん、大丈夫、、」
カーザが頭を撫でてくれた。
暖かくて、心地よかった。
ビリー「人間とカーザ様!!食事です!!!」
遠くからビリーがとても大きな声で声をかけてくる。
サルバとビリーが食事係なのか。
カーザ「…起きれる?」
心配そうな顔で、手を差し出してきた。
子供じゃねぇんだぞ…
そう思いながらも、手を取り、ベッドから立ち上がる。
食事の間から、
リンリン、、と小さくベルの音が聞こえる。
少し長い廊下を歩き、食事の間にやってくると、ビリーが入口で立っていた。
まさかさっきここから叫んでたのか、?
そう思いながら椅子に座るが、ヴィリーに声をかけられる
ヴィリー「ノンノン☆きょーはオレの日だから、オレの膝の上で食べて〜♡」
にっこにこの笑顔で、ヴィリーは自分の膝をぽんぽん、
とする。
仕方ないので座ってやる。
ビリー「…皆席に着いたか。
今日も皆集まれた事、感謝する。
頂きます。」
吸血鬼達「頂きます」
アリス「あ、い、いただきます、」
アニメでよく見る特殊な挨拶……
これあるんだ、…
…あにめ、?ってなんだ、最近よく分からないことばかり考える、
食事を食べようと手を伸ばすと、ヴィリーが
ヴィリー「はい、あーん♡」
アリス「は、?///」
こいつは人間を甘やかす癖でもあるのか、?
サルバ「受け取らないとヴィリーが不機嫌になる…頼む、受け取ってくれ、」
サルバがとても申し訳なさそうな顔をしているから、渋々受け取る
ご飯は村のやつより美味いんだよな、
ヴィリー「いっぱい食べてでかくなれよー♡」
そう言って頭を撫でてきたが、吸血鬼は頭を撫でる癖でもあるのか?
だが、ヴィリーの手は少し冷たかった。
そのまま「あーん♡」で食わされた。
ビリー「…ヴィリー、野菜を食え、!!」
ヴィリー「耳いてー、わーったわーったー」
そう言いながぅヴィリーの皿にあった野菜を俺にあーんしてくる
いや、食えよ
ビリー「…ふん、食べ終わったのなら去れ。」
気付けば周りの吸血鬼達は小さく「ご馳走様」を言ってどこかに行っていた。
ヴィリー「…アリスは今日俺とでえとねー♡」
アリス「…デート、、どこに、」
ということで
何故か都会に来ています
アリス「お前人の街来ていいのかよ、」
ヴィリー「はたから見たらギャル系男子じゃーん♡」
普段の貴族のような格好ではなく、平民のような格好をしてしまえば、牙も今では八重歯に見えてくる。
にしても、街はいいな。
初めて来たかもしれない。
いや、じいちゃんと来たか。なんで、大切な思い出なのに、、
ヴィリー「あ、アリス〜♡これ買おー?」
アリス「金、持ってねぇよ、」
ヴィリー「俺払うよ?」
そんなこんなで、帰る時には大量の袋を持つことになった。
サルバ「また買ったのか、…はぁ、」
サルバが困ったような顔をしていた。
ヴィリーに
夕飯も、あーん、で食わされ、
風呂も何故か「お背中お流ししますね」
で頭も体も洗われた。
こんなチャラチャラしたやつの部屋、すっげぇキラキラなんだろうな、
なんて思っていたら、
謎のゲート、たくさんの本棚、
その沢山の本には、金や食料、医療等の本ばかり。
自分の星の事か、
ヴィリー「アリス、そんな本まじまじと見ないで早く寝よ?」
ヴィリーはさっきまでのハイライトの無い目ではなく、やさしい、兄のような目をしていた。
無意識のうちに、ヴィリー脳での中に入っていた
ヴィリー「…急にこんなとこ連れてこられて怖いよな。大丈夫。大丈夫だぞ。」
優しく頭を撫でられて、自然と涙が出てきた。
それと同時に、眠気が襲ってきて、俺はヴィリーの腕の中ですやすやと眠った。
こいつの腕の中は、愛で溢れていて、
俺が欲しいもの全てがあった。
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