はいっ、ポールダンスですね!
早速いっちゃいましょうか!
それでは!またあとでー!
客の目が集まるステージ上には、先程見た男性。
本当に体が柔らかいようで、折れてしまうのでないのか
というほど腰を反ってくるくるとポールを軸に回っている。
そうして、彼はポールから脚を離し、両腕だけで浮き始めた。
それから、ポールを降りて、助走をつけて再度、腕だけで回り始める。
皆は美しく妖艶で、尚、力強い演出に魅了される。
ショーが終わり、皆がステージの観客席から退散する中、
一人のみがステージ上の彼に近づいて、労いの言葉をかける。
水「しょーちゃん、お疲れ様」
白「ん、はぁ……ほんまに腕イカれるわ…」
水「後でストレッチしよ、ないちゃんに頼んで裏いれてもらうから」
白「あぁ、ありがとう……」
水「明日はバレエの日だっけ?」
白「うわ……そうや…」
白「柔軟のストレッチがほんまに痛いんよなぁ…」
水「あ~、見てるだけで痛そうだよ…」
ステージ端で雑談をする彼らの表情はほんの少し暗かった。
_____________
~舞台裏~
水「はい、足広げて~」
白「は~…」
水「倒すよ~」
白「ん、」
水「ぺたぁ~、w(押」
白「んぐ~……、w」
水「ギリペタってないねぇ」
白「これがやっとよッ……w」
水「ぐぃぃ、」
白「……あ”~!!痛い痛い痛い”!!」
水「www」
白「むりむり、w あれはむり、ww」
水「流石に腱切れる?w」
白「切れる切れる、余裕で切れるww」
桃「初兎ちゃん!!ちょい隠れて!」
白「ぉわ、ないちゃんどうしたんっ、」
桃「いいから奥の方隠れろ!(押」
白「わわっ、!!」
水「どうしたのないちゃん?」
桃「過激なファンが乗り込んできてさ……」
桃「口揃えて抱かせろって」
水「あー…治安悪いもんねぇ……」
水「どうせまたあのおじさん達でしょ?」
桃「いや、……女もいるんよ。」
水「……は?((」
水「女の子なら僕が相手する((」
桃「やめとけ彼奴ら初兎ちゃん目的だから」
桃「お前行ったらワンチャン踏まれる()」
水「ひどくない?!」
白「………」
正直、バレエは好きでない。
足が赤く腫れるし、トゥーシューズとか結構キツい。
あと、別に抱かれるんも抱くんもどうでもええんやけど
腫れた足を見られたくない。
ショーのときは少し色気のあるソックスを履いてるから、
皆そっちにしか意識がいかない。
よって、赤い腫れを気にされずに済む。
あ~、なんでバレエなんか始めたんやろう。
キツいってわかっとったのに……
おかえりなさーい!
ついに白さんメインで出ましたよぉ!
ポールダンス、凄くちゃんとしたダンスをしているので
よければ動画を見てください!
それでは、また次回!
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