登場人物…アニコブ
ご本人様とは一切関係ございません
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仕事帰り
暗闇の中 道を歩いていると
角を曲がる人の耳についているピアスが街灯に照らされて輝いていた
一瞬だったけど、どこかで見たことあるピアスと雰囲気
気になって俺も角を曲がる
前方に家の明かりで照らされる人影が見えた
柔らかな髪色
誰かすぐ分かった
fw「甲斐田ぁ」
気づけば話しかけていて、彼は振り向く
最初は少し寂しげな表情をしていたがすぐに微笑んだ
まるで何かを悟られないようにしてるようだった
hr「こんばんは」
車が通ってその光で彼の服装が著になる
モノクロと少し水色の入った服
fw「なぁ…甲斐田」
fw「その服って戦うときの衣装よな」
fw「もしかしてッ」
俺の言葉を遮るように彼は言った
hr「そんな訳ないっすよぉ(笑)」
hr「すぐ終わるちょっとした依頼です」
hr「あっ!遅れちゃうのでッ」
hr「失礼します」
と早口で、
そして彼は俺に背を向けて落ち着いた声色で発した
hr「お元気で」
その言葉を残し、彼は暗闇に消えた
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