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春乃宮千夏は1年1組へ向かう途中の廊下で周りからの視線を感じながら歩いていた。千景「(まぁ、そりゃそうだよね。)」
そんなことを思いながら廊下を歩き1年1組の教室が見えてきた時教室の入り口で眼帯をつけた生徒が話していたのが見えた。
千夏「ねぇねぇ、ちょっと避けてもらってもいいかな?」
そう、千夏が眼帯の男子生徒に話しかけた時眼帯の生徒が先程見た男子生徒2人組だということがわかった。
千夏「あー!、君たちはさっき見たオシャレ君と、クリームくんじゃん!」
クリーム髪の男子生徒「じょ、女子生徒…?」
髪が半分黒で半分白の男子生徒「あぁ?なんだてめぇ?」
眼帯の男子生徒「えーと、知り合い?」
千夏「ううん、全然。今初めて顔みた。ねぇねぇ、オシャレ君、それ地毛?その目はカラコン?」
髪が半分黒で半分白の男子生徒「うるせぇ!地毛でカラコンじゃねぇよ!」
千夏「そっか、じゃあ生まれながらのオシャレさんだ!ねぇねぇ!名前なんて言うの?」
髪が半分黒で半分白の男子生徒「なっ!、さ、桜遥だ。」
千夏「そっかそっか、桜君ね。ボクは春乃宮千夏!よろしくね。桜君。んで、そっちの2人は?」
クリーム髪の男子生徒「えっ、えっと俺は楡井秋彦です。」
眼帯の男子生徒「レオナルド・ディカプリオだ。よろしく。」
千夏「外国人?。えーと、I’m Chika, nice to meet you.」
楡井「あ、春乃宮さん、嘘ですそれ。日本人です。」
千夏「え、そうなの!?。恥ずかし!」
(千夏が恥ずかしそうに顔を赤く染める)
千夏「で、本当は?」
楡井「蘇枋さんです。」
千夏「ほへ〜、なるほどね。よろしく蘇枋君。(眼帯は…別に聞かなくてもいいかな。人間秘密の一つや二つないとね。)」
蘇枋「あぁ、そうだ。桜君…君の事なんだけどさ…」
(楡井の表情がひきつるのが分かる)
蘇枋「聞いたよーすごいじゃないか!。昨日の大通りのケンカの立役者なんだろ!?」(桜の背中をパスパス叩きながら)
楡井・桜「!?」
男子生徒1「昨日の大通り?」
男子生徒2「どういう事だ蘇枋」
男子生徒3「誰なんだ、そいつぁ」
千夏「???」
蘇枋「昨日大通りでspaltipsと衝突があったのは知ってるよね…」
千夏「(わー、全く知らない。)」
蘇枋「柊さんたちが出たけどそれより早く駆けつけて街を守ってたいたのが…桜くんなんだよー!!」
桜「!?」
楡井「そそそそうだったんすか桜さん!!」
(ぞろぞろと周りに人が集まってくる)
男子生徒1「へー」
男子生徒2「おうまじかー」
(楡井が桜の後ろに隠れる)
男子生徒3「柊さんが行ったっていうから安心してあんまちゃんと話聞いてなかったわ。」
男子生徒4「オレも」
男子生徒5「うちのばあちゃんそこにいたらしいんだけどみたことねー顔のヤツが風鈴の制服着てたって…」
男子生徒6「外から来るヤツがいるのは知ってたけど…学校始まる前からやるじゃねーか」
桜「え…あ…ち…ちかい」(顔真っ赤)
千夏「(桜くん顔真っ赤だ。照れとるんだなー)」
男子生徒6「でもなんでまた街の外からこんなとこ来たんだよ」
桜「てっぺん獲りに来たんだよ」
男子生徒達「は?」
桜・楡井「え」
千夏「??(なんか今桜くんおかしなこと言ったのかな?)」
楡井「のおおおわあああっ」(慌てて遮る)
男子生徒3「うおっ」(楡井に驚く)
楡井「ちちち違うんです!!これは皆さんをねじ伏せるとかぶっとばすとかいった意味合いではなくてですね…」
桜「なくねーよ」
楡井「ちょっとだまって!!」
その時、ビュッという音を立てながら桜と楡井の間を机が通りそのまま壁にぶつかりガッシャァァァンという音を立てた。
一斉に全員がクラスの入口を見た。
そこには長髪の男が立っていた。
楡井「……!!」
桜「(入口を見て二っと笑う)」
楡井「桜さんあの人だけは絶対だめっす!!」(桜の足にしがみつく)
桜「!」
楡井「間違いなくこの学年でいや…学校一ヤバい人…」
(スタスタと長髪の男子生徒が歩いてくる)
楡井「杉下京太郎…」