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10話目もよろしくお願いします!
今回はセンシティブな表現があります。
ご注意下さい。
スタートヽ(*^ω^*)ノ
『ねぇ……見せて?』
死神の声は甘いのに、逃げ場がなかった。
燃えような赤い瞳が、まっすぐレトルトを捕らえている。
視線を逸らしたくても逸らせない。
「……や、やだ。キヨ…くん/////」
レトルトは震える声で拒否する。
恥ずかしくて 今すぐ逃げ出したかった。
けれど――
『早く、見せて?』
低い声は 静かなのに身体の奥まで響く。
レトルトの身体がびくりと震えた。
心臓が激しく鳴る。
赤い瞳から、逃げられない。
死神は少しだけ首を傾けて、 じっとレトルトを見つめていた。
『レトさん』
耳元で囁く。
『そんな顔されたら、余計見たくなる』
その言葉に レトルトの呼吸がさらに乱れる。
頭の中が熱でぼやけて、
うまく考えられない。
逃げたいのに。
本当は拒みたいのに。
死神の声に 身体が逆らってくれなかった。
レトルトは震える手で、そっとズボンと下着を下ろした。
張りつめていた場所から解放されて 熱を持ったそこが小さく跳ねる。
恥ずかしくてたまらない。
見られている。
死神に。
その事実だけで、頭がくらくらした。
レトルトは顔を真っ赤にしたまま、視線を逸らす。
「……っ、見るなよ」
掠れた声。
けれど死神はじっとレトルトのモノを見つめていた。
赤い瞳が、熱を帯びたみたいに揺れている。
『ビンビンじゃん』
死神は面白そうに笑った。
レトルトは羞恥で涙目になりながら、 ぎゅっと唇を噛む。
『抜いてなかったの?』
レトルトは羞恥で顔を赤くしたまま、眉を寄せる。
「……お前がいて、そんなこと出来なかったんだよ」
絞り出すような声。
その言葉に死神は少しだけ目を丸くしたあと、
ふっと嬉しそうに笑った。
『そっかぁ』
その声は、どこか満足そうだった。
そして、ゆっくりとレトルトの耳元へ顔を寄せる。
『じゃあさ….』
低い囁き。
『ほら。触ってみてよ』
赤い瞳が、真っ直ぐレトルトを見つめる。
『見ててあげるから』
レトルトの喉が小さく鳴った。
逃げたいはずなのに、
死神の声を聞くたびに身体が熱くなる。
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震える手で、立ち上がった自身を掴みゆっくりと上下に扱き始めた。
「….っ////あっ、ぁ。んっ/////ぅ、んんっ♡」
完全に立ち上がった先からは蜜がトロリと垂れ落ちグチュっと卑猥な音が部屋に響いた。
久しぶりの感覚に、思わず息が漏れる。
「あんっ/////…だ、め♡み..なぃ、で/////」
熱くて、敏感になっていて、
指先が触れただけでも身体が震えそうになる。
力が抜けそうになる足を、必死に支えた。
『……っ。エロっ』
死神の呼吸が浅くなる。
『いつも、どんな風に触ってるの?教えて』
死神の低い声が耳元を擽り ぞくりと背筋が震えた。
レトルトは答えられないまま、唇を噛む。
見られている。
声を聞かれている。
その事実だけで、頭が熱くなる。
レトルトは熱くなった息をこぼしながら、震える声で言った。
「……先っぽを、こうやって……あんっ♡こすって…はぁはぁ/////…」
言葉を途切れさせながら、自分の手の動きを説明する。
恥ずかしくてたまらない。
けれど、死神の視線に捕まったままやめることもできなかった。
ゆっくりと手を動かすたび、 身体の奥がじわじわと熱を持っていく。
「っ……ぁ、き、ょ、くっ/////」
小さな声が漏れる。
死神は小さな声で自分を呼ぶレトルトに欲情していた。
『ねぇ……レトさん。もっと、俺の名前…呼んで』
耳元で囁かれた声に、 レトルトの肩がびくりと震えた。
「んっ…ぅ♡/////キヨ、くぅ////あんっ♡ダメ、見ちゃ、だめぇ♡」
恥ずかしいのに、手の動きはどんどん速さを増す。
グチュグチュと手に絡みつく蜜は手を伝い太ももまで垂れていた。
「……だめ♡も、立ってら….んな////」
荒い呼吸の合間に、レトルトが掠れた声を漏らす。
「はぁ、はぁ♡キヨくん……気持ち、い♡」
その言葉に死神の赤い瞳がゆっくり細められた。
『見られて興奮してるくせに』
耳元で囁く低い声はレトルトの腰をズクンと刺激する。
熱に浮かされたみたいに、息も乱れて、
足はもう限界だった。
ガクガクと震えた膝が支えきれなくなって、
そのまま後ろのベッドへ座り込む。
シーツがくしゃりと鳴った。
「……やだ、ぁ♡だめ……お願い……も、ゃ♡////」
何を拒んでいるのか、自分でも分からない。
見て欲しいのか、見ないで欲しいのか、
頭の中はもうぐちゃぐちゃだった。
死神はそんなレトルトを、静かに見下ろしている。
すぐ近くにある死神の気配。
触れられないはずなのに、
息がかかるたび、声が耳に落ちるたび、
身体の奥まで熱くなっていく。
レトルトはもう、自分が何に溺れているのか分からなかった。
レトルトは涙を滲ませたまま、ゆっくりと死神を見上げた。
熱に浮かされた視線。
頬は赤く染まって、呼吸は浅い。
「……気持ちいい……♡」
震える声が、静かな部屋に落ちる。
「キヨくん、もっと……見て♡/////」
その言葉に、死神はゆっくりと口元を歪めた。
怪しく甘く笑う。
赤い瞳が、じっとレトルトを見つめる。
『……俺に触られてるって、想像して』
低い囁きが耳を撫でる。
『ほら?レトさん?どうして欲しい?言って?』
逃げ場を塞ぐような甘い声音。
レトルトは息を詰まらせる。
頭の中が、キヨでいっぱいになる。
いつもは感情を表に出さないレトルトが、
今はぐちゃぐちゃに乱れている。
苦しそうに息をして、
何度も自分の名前を呼ぶ。
その姿を見ているだけで、
死神の背筋にもぞくりとした震えが走った。
「もっと……もっと、触って。キヨくん……もっと、強く…して♡」
熱に浮かされた声だった。
レトルトは苦しそうに息をしながら、
無意識みたいに腰を揺らす。
まるで、そこにいる死神へ見せつけるみたいに。
『ふふ……いいよ。強くしてあげる。』
掠れた声で、死神が笑う。
「あぁっっ♡////だめ、キヨ。そ、んな////強くにぎ、ちゃ、やぁあぁ♡/////』
レトルトは快楽に悲鳴の様な声をあげる。
『ここだよね?レトさんの、気持ちいいところ』
そう言って、そっとレトルトの手へ自分の手を重ねて敏感になった先の方を触る様に手を添えた。
本当は、触れられない。
死神は物に触れることができない。
それなのに――
ほんのりと、温かさを感じた。
幻みたいな熱。
レトルトは息を飲み、 指先からじわりと伝わる感覚に 身体がびくりと震えた。
「はぁはぁ……♡キヨくんに、触られてるみたい……/////」
息も絶え絶えに、レトルトは呟いた。
「……あったかい」
その言葉に、死神の赤い瞳がわずかに揺れる。
死神には本来温度なんてない。
触れることもできない。
なのに今だけは 確かにレトルトの熱を感じていた。
レトルトはもう限界だった。
肩を震わせながら荒く 呼吸を繰り返す。
重ねられた手の感覚に煽られるように、
動きはどんどん乱れていく。
「っ……ぁ……♡」
掠れた声が漏れる。
死神はじっとその姿を見つめていた。
普段は冷静で、何を考えているのか分からないレトルトが、
今は自分の名前を呼びながら、こんなにも必死になっている。
その事実だけで、
死神の胸の奥がざわついた。
「……キヨくん、もう……♡////
だめ……ぇ////」
レトルトは震える声で息を漏らした。
潤んだ瞳で死神を見上げながら、
苦しそうに呼吸を繰り返す。
「……イッ…き、そ….はぁ、ぁ//////」
その言葉を聞いた瞬間、死神 はゆっくりと目を細めた。
そして、耳元へ顔を寄せる。
『――イッて。レトさん』
低く甘い囁き。
その声が耳に落ちた瞬間、
レトルトの身体にぞくりと強い震えが走った。
まるで電流が駆け抜けたみたいに、
全身がびくりと跳ねる。
「っ……ぁああっ……♡」
腰をビクッと震わせレトルトは白濁を吐き出した。
「はぁはぁ….はぁ。イッ..ちゃった….////」
レトルトはそのまま後ろへと倒れ込み死神の気配に包まれながら、 ゆっくりと目を閉じた。
絶頂を迎えたあともレトルトの呼吸はしばらく乱れたままだった。
熱を持った身体をベッドへ預けたまま、
ぼんやりと天井を見つめる。
頭の中がまだうまく働かない。
けれど、少しずつ冷静さが戻ってくるにつれて――
自分がしたことを思い出して、 一気に顔が熱くなった。
(……なにやってんだ、俺……)
死神相手に。
名前を呼びながら。
あんな声まで出して。
思い返すたびに羞恥が込み上げてきて、
レトルトは片手で顔を覆った。
その横で、死神はレトルトの頭元に腰を下ろして やりと笑った。
『レトさん、真っ赤』
楽しそうな声。
「うるさい……/////」
レトルトが掠れた声で返した、その時。
ふいに、死神が顔を近づけた。
レトルトが目を見開く。
次の瞬間――
唇が重なった。
……重なった、ような感触。
ふわりとした温かさが 確かに唇へ伝わってくる。
優しく溶けるみたいな感覚。
レトルトの呼吸が止まった。
死神はほんの少しだけ唇を離して、
赤い瞳でレトルトを見つめる。
『レトさん、好きだよ』
死神はいつものふざけた調子じゃなく、
とても優しい声でそう言った。
赤い瞳が真っ直ぐレトルトを見つめている。
レトルトは息を飲んだ。
胸の奥がじんわり熱くなる。
こんな気持ちになるなんて、
少し前までは想像もしていなかった。
死神相手に。
しかも、自分が。
レトルトは視線を逸らしながら、小さく口を開く。
「……俺も」
それだけ言うので精一杯だった。
けれど、死神は嬉しそうに笑った。
まるで宝物でも見つけたみたいに。
その顔を見て レトルトも少しだけ笑う。
静かな夜だった。
窓の外は暗くて 部屋の中には二人分の気配だけがある。
初めて気持ちを伝え合った夜。
それは、レトルトにとって――
少し恥ずかしくて、
少し甘くて、
今まで知らなかった感情でいっぱいになる、
特別な夜だった。
続く